ブログを書き始めて3年半ほどになりますが、これは毎年、書いていることです。屋根屋の人、塩分を摂らなさすぎ。もっと塩分を摂ったほうがいいよ。
個人差はありますが、人間の腸が吸収できる水分は500ml/毎時くらいが限界と言われています。それ以上、摂っても無駄だし、内臓に負担を掛けるだけ。でも、現場で仕事をしていると、大量の汗をかいて、とにかく飲みたくて仕方ないという状況に陥ることが、多々あります。もちろん僕にもあります。そんなときの汗って、さらさらしていて、ほとんど水みたいな状態です。これ、実は低ナトリウム血症といって、熱中症の入り口です。低ナトリウム血症というのは、その名の通り、血液中のナトリウム量が低下しているということです。原因は水分の摂りすぎ、というか、摂る水分に対して、摂る塩分が少な過ぎること。
低ナトリウム血症になると、体は、それ以上のナトリウムを体から出さないように、水分だけを汗として体の外に出してしまいます。それによって、脱水症になってしまうわけです。
では、どうすれば低ナトリウム血症を防げるかというと、塩分を摂ること。それだけです。じゃあ、スポーツドリンクを飲めばいいわけね！と、なりがちですが、スポーツドリンクも塩分がまったく足りません。コンビニとか薬局に売っている、大きいラムネみたいなタブレットも全然です。
で、僕のおすすめはこんな感じ。
中身はフリスクくらいの大きさで、ナトリウム99%の塩タブレットです。これを500mlの水かスポーツドリンクに対して一粒か二粒飲むだけ。とりあえず一粒にしておいて、お腹に水分が溜まってきた感じがしたら、もう一粒っていう飲み方で大丈夫なはず。10分もしたら、お腹の張りが弱まって、飲みたいという感覚も激減すると思います。
一粒10円ちょっとなので、経口補水液よりも割安です。暑い日はまだ続くので、塩分補給をしっかりして、夏を乗り越えましょう。
