トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

IZU TRAIL Journeyでの補給について。

トライアスリート屋根屋兼遅咲きなんちゃってトレイルランナー、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

IZU TRAIL Journeyの補給について書いてみます。僕はベースがトライアスリートなので、けっこう補給をしっかりするほうだと思いますが、これだけ補給すれば、絶対に大丈夫という量になっています。

水分補給について

水分はスタート時にはレギュレーション通り、1リットル(500ml.×2本)をサロモンのトレランザックの胸のところで持ちました。スタートから3時間ちょっとの第1エイドまでで700ml.くらいを消費。あとは予備として、500ml.を背中に1本。これは第1エイドで前に持ってきて使ったので、第1エイド以降は予備は無し。第1エイドから第2エイドまでで約500ml.を消費。第2エイドから第3エイドまでの距離と時間を考慮して、第2エイドではボトルへの水の追加はせずに第2エイドを出て、第3エイドまで残り200mくらいのところで飲み切ったので、ほぼ完璧でしたが、気温が高いとか、風が弱いとかだと足りなかったかもしれません。第3エイドでは500ml.×2本のボトルにメダリストを溶かしたのを満タンに。下り基調なのもあって18キロで消費したのは半分くらいかな。

エネルギー補給について

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粉飴ジェルとアミノ酸、塩。

スタート時にボトルに溶いた粉飴が280kcal×2本。人間の腸が1時間に最大に吸収できる水分が500mlなので、そこに内臓が異常を起こさない、1時間あたりの最大の炭水化物量、体重kg=炭水化物gで計算して、僕の場合は体重が70キロなので、70g≒280kcalの粉飴をゼロキロカロリーのスポーツドリンクに溶いて補給しました。水分補給のところでも書きましたが、第1エイドまでで7割くらいを消費したので、3時間ちょっとで400kcalくらい摂ったようです。ボトルに溶いておくのは便利なのでオススメです。第1エイドで桜餅を3切れ食べて、ボトルに残ったドリンクも全部飲みました。第1エイド出て1時間後からは粉飴ジェルの100kcalを30分に一回。エイドに着く寸前でも食べました。

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全部が賞味期限切れ(笑)

第2エイドでは塩かつおうどんを2杯とコーラ。これで300kcalから400kcalとアミノ酸、塩分も補給。第2エイド、第3エイドも出てから1時間は水分のみで、エネルギー補給は1時間後から30分おきに100kcalの粉飴ジェル。第3エイドでは猪汁大盛りとコーラ、ドーナツ。やっぱり300kcalから400kcal。

今回のエネルギー補給は粉飴ドリンクが560kcal、粉飴ジェルが700kcal、エイドで約700kcalと、合計でだいたい2000kcal。朝ごはんも宿のご厚意で、4時から美味しいものをたらふく食べましたが、ガーミンによる消費カロリー4994kcalには及びません。とはいえ、これ以上、食べるのは大変だし、エネルギー補給はほぼ完璧だったと思います。

正直なところエネルギー補給って面倒くさいと思います。食わなくても体はそれなりに動くしね。でも、食ったかどうかでレース後の回復とか、トレーニング効果に大きな差が出るので、やっぱり食ったほうが良いです。「食わなくても完走できた!」っていう人は、食ったらもっと早くゴールできます。

その他の補給について

アミノ酸は小さくてもたぶん濃度が高いベスパハイパー。

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3時間に1個なので、第1エイド手前と第2エイドの手前の2個だけ。高いので助かります。アミノ酸なんて効果あるかどうかわかりませんが、信じるものは救われるのです。

塩分はソルトスティック。

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とかいって、今回は1個も飲まず。夏だともっと水分を補給するので塩分も必要になりますが、ITJだと寒いからか、ゼロで行けました。とはいえ、トップスピードのスポーツドリンクとエイドの食べ物で摂っているので、塩分補給ゼロではありません。

 

粉飴ジェルは15個持って、8個を持ち帰り。ベスパハイパーは3個持って1個、ソルトスティックは全部を持ち帰り。それだけ無駄という見方もできるけど、あと4時間かかると全部を消費します。僕の当初の予定だと11時間半だったので、予定通りだとジェルはあと2個は食べるし、山の中で動けなくなったときのことを考えて、僕はかなり多めに持ちます。

 

トレランもトライアスロンも遊びなので、こういうのをごちゃごちゃと考えるのも楽しいし、大会やトレーニングで実験するのも楽しいものです。