トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

脂肪1キロは7200キロカロリーなので。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

僕は普通に炭水化物を摂ります。でも太りません。もちろん日によって、1キロ~2キロの体重の変化はあります。なぜ増えたり減ったりするかというと、炭水化物が水分を含むからです。炭水化物というのは水と親和性が高いので、炭水化物を摂ると、体内に水分が備蓄されやすくなり、体重が増えるというわけです。夏に1時間も走ったりすると、水分補給をしていても、1キロも体重が減ることがありますが、それは水分が抜けただけです。つまり、炭水化物抜きダイエットの効果は水分抜きダイエットと同じ意味合いになります。

1キロの脂肪を燃焼させるには

では1キロの脂肪を燃焼させるのに必要な運動量はというと。脂肪1キロのカロリーは7200キロカロリー程度で、ランニングで消費するカロリーというのは1時間で500キロカロリー程度なので、14時間以上のランニングが必要になるわけです。これを見ても、1日の体重の増減に脂肪はほとんど関係ないということが分かります。脂肪1キロを増やそうと思ったら、7200キロカロリーを摂取する必要があるし、減らそうと思ったら、14時間も走る必要があるわけで、どちらも不可能ですよね。僕は14時間くらい運動することもあるけど、それでも体重が減るのは1キロか2キロで、それは水分が抜けているだけです。

 

じゃあ、痩せられないじゃん!という話ではなく、時間をかければ脂肪を落とせますよってことです。脂肪1キロ7200キロカロリーを一か月かけて落とすために必要なのは、1日あたり240キロカロリーくらいの燃焼か、摂取カロリーの制限。運動での消費なら30分くらいのランニングか、小一時間のウォーキングだし、摂取カロリー制限なら、どら焼き1個とか、ビールの生中1.2杯くらい。毎日、おやつを食べている人なら、それを止めるだけだし、お酒を飲む人なら量を減らせば大丈夫です。脂肪1キロの体積は1リットルのペットボトルと少しなので、たった1キロの脂肪が減るだけで、見た目はかなり変わります。

 

炭水化物を抜いて水分を抜くよりも、時間をかけて脂肪を落としたほうが健康的だし、リバウンドもしにくくなります。だって7200キロカロリーを摂取しないと脂肪1キロは取り戻せませんからね。

 

そして大脳のエネルギーは炭水化物だけです。砂糖を摂る必要は無いけど、炭水化物を摂らないと大脳は動かないので、普通に炭水化物を摂って、ゆっくり脂肪を落としましょうね。