トライアスリート屋根屋兼遅咲きなんちゃってトレイルランナー、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。
冬の鈴鹿山脈は山麓と上のあたりでは条件がまったく異なります。山麓に雪が無くても、上に行くとしっかり雪山です。はたして今回はどうだったのか。
いろいろあって出発が遅くなり、登山口付近に到着したのが10時くらい。さすがに登山口の駐車場は埋まっていて、近くの有料(とはいえ300円)に駐車してスタートです。
駐車場付近にも雪がたくさん。やっぱり今年は雪が多いのかな。
登山口まではアップがてらジョグします。どうせ登山口からは急で走れないしね。
神武神社の鳥居をくぐってクライムオンです。
登り始めの登山道はぐっちゃぐちゃ。某志賀高原エクストリームトレイルのコースみたいな感じです。まあ、あそこまでヒドくはないか。
途中からは徐々に雪道化してきて、四合目からはしっかり雪の登山道になりました。
僕の装備は登山靴ではなくてトレランシューズ。すでにクランポン(アイゼン)を装着している人がいます。上に行けばいくほど勾配が急になり、滑りやすくなりますが、トレランシューズのままでも足の使い方によっては滑らないので、そのまま登ります。僕以外は普通の登山者で、登山靴も履かなければ、何も装着してもいなくて、にもかかわらず足を滑らせることなく、やたらとペースが早い僕に呆れぎみ。
8合目から上はさらに雪が増え、9合目を越えたあたりでついにチェーンスパイクを装着して、トレランポールも出動。
下りが怖いので、さすがにこれくらいは持ってきています。チェーンスパイクを装着すると滑らなくなり、安定感が素晴らしい。それでもギリギリまで装着しなかったのは、滑らない足の使い方の復習と、体幹を鍛えるためです。
避難小屋付近まで登ったら、ガスがすごくて山頂は見えず。どのみち、トレランシューズ+チェーンスパイクで山頂は厳しいので、すぐに折り返して下山します。
やっぱり下りのほうが怖いので、足を滑らせないように慎重に下ります。とかいって、上のほうでもけっこう小走りですけどね。しっかり走れるようになってからは、まあまあなスピードで走りました。アドレナリンが出ていたのか、動画を見るとけっこう速いですね。GoProではなく、スマホで撮ったものですが、良かったらどうぞ。
めったに雪が積もらない地域に住んでいる僕にとって、雪の積もった登山道を走って下るというのは、最高に楽しい経験です。
安全第一はもちろんです。装備もちゃんとしないといけません。でも、鈴鹿山脈には楽しく走れるコースが他にもあるので、スノーランをちょっとやってみたいっていう人にはオススメです。