トライアスリート屋根屋兼遅咲きなんちゃってトレイルランナー、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。
ちょいちょい山に走りにいきます。そりゃトレイルランニングやっているんだから当然のことですけどね。で、何回かヒルにやられています。数年前に鈴鹿山脈の藤原岳~竜ヶ岳縦走に、仲間数人と行ったときには、藤原岳を登り始めて30分も経たないうちに、前を行く仲間の脚にヒルがいるのを見つけ、「ヒルだ!」と叫びながら自分の足元を見ると、僕の足にも5匹のヒルが!ひぃぃぃぃぃいいいいいっっっっっ!!!!!!!と叫びながら、慌ててヒルを取り除き、その後はずっとヒルに怯える一日となりました。それまで他の人がやられているのは何度も見ていて、そのときにはなんとも思わなかったのに、いざ自分がやられるとやっぱり嫌なもので、すぐにヒル除けスプレー『ヒル下がりのジョニー』をポチりました。
ちなみにヒルを画像検索すると、この世のものとは思えない、おぞましい画像がヒットするので、絶対に検索しちゃダメですよ!絶対ですよ!腕みたいな大きさのヒルとか出てくるんだからね!

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その当時の僕は「藤原岳にはヒルはいない」と思っていましたが、どうやらいないどころか、鈴鹿山脈の中では藤原岳はヒルが比較的多いらしいということ。ヒルが多いとか少ないとか、そういうのはお金にもならないので、特に研究する人がいないのですが、どうやら鈴鹿山脈には「子どもヤマビル研究会」という団体があり、その名の通り、子供たちが楽しく(笑)ヒルを研究しているそうです。ヤマケイオンラインにも記事が掲載されていたので、良かったらどうぞ。
ヒルの研究結果を発表し、三重県博物館長賞を受賞した子どもヤマビル研究会は『ヒルは木から落ちてこない。』という本も発表。山好きの間でにわかに注目を集めています。

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あの気持ち悪いヒルを、子どもたちが嬉々として触り、研究する。読んでみるといきなり楽しそうに感じるから不思議です。とはいえ、触りたくはありませんよ。でも「好き」を極めると、こんなふうに結果が出るんですね。いや「ヒルを好き」という表現が正しいかどうかはわかりませんけど、でも、面白いと思ってくれる人がいて、評価される。「好き」の力はすごいものです。