トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

美味い揚げ野菜と美味い蕎麦。山梨県北杜市『そばichi』

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

ちょいと野暮用があり、山梨県北杜市まで2トンダンプで日帰りしました。本当は一泊して、紅葉の八ヶ岳をトレランしてから帰るっていうのが理想ですが、あまりにも忙しくてそうもいかずに日帰りです。とはいえ、せめて美味しい蕎麦を食いたいと思い、いつもの月舎を調べてみたら定休日。では次ということで、見つけたのが『そばichi』さん。

goo.gl

Googleで写真を見ても美味そうなので、ここに決定。用事を済ませて到着したのは13時すぎ。駐車場には我が社の2トンダンプ以外に2台だけ。しかも1台はお店の人の車っぽいので、実質1台だけ。

建物は古民家。屋根は釉薬の銀黒、陶器瓦に葺き替えてありますが、なんかいろいろ気になります(笑)

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建物に向かって左の進入口と思われるところにはこんな看板が。

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なんかめんどくせぇな…。スマホ禁止って、Googleマップにたくさん写真がアップされてたじゃん。この看板の左からぐるーっと回って玄関に向かいます。

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はい。わかりました。そんなに怒りんぼじゃないので大丈夫なはずです。

玄関に回り込むと、めちゃくちゃいい感じ。素敵やん。

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店内に入ると、女将さんと思しき人が「こちらに名前とご注文を書いて、待合室でお待ちください」と。先客は一組だけなのに?しかもメニューは『素揚げ野菜とおろし蕎麦』と『素揚げ野菜ととろろ蕎麦』の二つのみじゃん。やっぱり、なかなか難しい店だねぇ…。待合室には本がズラリ。たくさんある中から、『ロッキング・オン・ジャパン』の清志郎追悼号を手に取り、中井戸麗一・チャボの記事を読みながら待つこと15分。ようやく席に通されましたが、この頃には待合室には僕以外に3組6人が待っていました。

食堂っていうのか?食べるところは洒落ています。古民家なのでそれなりに古いのですが、きちんと手入れされていて、掃除が行き届いています。

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が、雨漏りはかなりしているみたい…。僕の見立てでは直せるので、ぜひ直してもらいたいものです。

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自由にお座り下さいと言われ、僕が選んだ席は、窓の外が見えるここ。

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蕎麦うんぬんよりも、まず居心地が良いです。

やっぱりスマホ禁止と書いてありますが、写真はOKなんだってさ。そういうことか。

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蕎麦の食べ方が書いてあります。

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なるほど、揚げ野菜が出てきたら、それを食べておくわけだね。そして空いたところから蕎麦を浸けると。

箸と箸置きがかごに入れられて出てきました。あー、これはいい。美しいな。

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素揚げ野菜が登場です。

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なにこの美しさ。かわいくて綺麗で美味しそう。ナスを一口。ああ、美味い…。ブロッコリーも人参もサツマイモも、全てが美味しい。これだけお代わりしたいくらい。

そして真打ち、蕎麦が登場。

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つやつやと瑞々しく、陽の光を反射します。もう見た目で美味いのがわかります。何も浸けずにそのまま一口。香りが素晴らしく、コシもしっかり。美味い。つゆに浸けて食ってみても、もちろん美味い。野菜の下に隠れている鬼おろしを絡めながら食べると、一層美味い。つゆが少し濃いので、浸けすぎると辛く感じるかもしれませんが、それなら鬼おろしを蕎麦に乗せて食べるという手もあるかも。とろろだったらこの濃さでもいいんだろうな。あまりの美味さに一気に食べて大満足でした。

 

お店の人は愛想も悪くないし、最初はめんどくさい店(笑)なのかと思ったけど、ぜんぜん違いました。ここはまた行く店です。