蕎麦です。名古屋の老舗なので、知っている方は多いと思います。
中区千代田にある春風荘(しゅんぷううそう)です。
住所は千代田ですが、イメージ的には鶴舞になります。僕の記憶が確かなら、1984年に開店なので、すでに37年目になる、まさしく老舗。
すっきりとした店構えながら、あるいはすっきりとした店構えだからこそ、蕎麦への自信が伝わってきます。
蕎麦が出てくるまで山葵を擦りながら待ちます。世界ワサビ擦り選手権予選敗退の面目躍如です。この山葵が美味かったー。
僕は定番の天せいろ二枚。2000円ナリ。
冬だからか、つゆは温かく、カイワレ大根二本と柚子一欠けらの入った器で頂きます。
蕎麦の艶を見てください。美味いに決まってる。香りも鮮烈なら、腰も文句無し。
せいろ一枚だと見た目には少なく見えても、決して少なくありません。僕も一枚でもいいかな?と思う量です。
小海老の天ぷらには季節の野菜も付いてきます。さっくさく。
蕎麦湯はあっさり系ですが、蕎麦粉を水に溶いたものを出してくれるので、自分で濃度を調整することができます。めちゃくちゃ贅沢な蕎麦湯です。僕はもちろんトロトロです。
春風荘のお客さんは明らかに蕎麦好きの気配が漂っています。昼頃になると必ず満席になるので、予約していったほうが間違いありません。そして、領収書がかっこいいので、ぜひ領収書ももらってみてください。