令和5年の盆休みの最後は長野県大鹿村のカフェに向かいました。なにやら女房がインスタグラムで見つけて、行ってみたいと思っていたとのことで。前日を過ごした山梨県の北杜市から大鹿村は帰り道と同じ方向。高速に乗らず、下道だけで3時間ほど。高速に乗っても10分ほどしか変わらないので、迷わず下道を選択しました。
酷道をキャンピングカーで。
が、この選択した道が想像以上に大変な道でした。国道152号線はつづら折りに続くつづら折り。杖突峠、分杭峠の二つの峠を越え、大鹿村にたどり着いたあとも南アルプスの塩見岳方面に向かってつづら折りを登ります。今回の旅の脚は普通の車ではなく、キャンピングカーです。横幅も広ければ背も高い、そして長いので小回りが利かず、すれ違いにも気を遣います。運転が苦手とか、下手な人では辿り着くことすら叶わないかもしれない道を走り続けました。
『HAKKO OOSHIKA～Sauce Labo～』
ついに辿り着いたカフェは『HAKKO OOSHIKA～Sauce Labo～』
辿り着くまでは、なんでこんな山奥にカフェを造ったんだ！と思っていたけど、この景色を観れば納得。秘境の天空カフェとはよく言ったものです。
標高1500m近くだからこその絶景が広がります。
僕の母親が生まれたのが、ここの近く。しらびそ高原のある上村で、そこから見える景色と同じです。
果たして美味いのか？
ただね、せっかくこんな山奥まで来たのに、ご飯とかが美味しくなかったらがっかりしちゃうんですよね。カフェなんだから食べ物とか飲み物とか大切ですよ。注文したのは発酵カレーです。
見た目は良いです。カフェらしさがあって美味しそう。
美味い。カレーも野菜もご飯も全部美味しい！こんな山奥でこんなレベルのものを食べられるなんて！このためだけに来てもいいくらい美味い！
2022年、クラウドファンディングで資金を集めて造られたカフェは、本当に素晴らしいお店でした。実際のところ冬場なんて大変だと思います。どうしているだろ？願わくば長く続いて欲しいと思います。
