トライアスリート屋根屋兼遅咲きなんちゃってトレイルランナー、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。
信越五岳トレイルランニングレースのボランティアを終え、2時間ほど眠ってから宿で用意してくれた朝ごはんを食べ、片付けをして女房が迎えに来てくれるのを待ちました。ちなみに女房は犬猫と一緒にキャンプ場で2泊して登山して、のんびりしていました。
9時半くらいに来てくれて、戸隠神社に向かいました。
戸隠神社なんて言ったら、そら有名ですからね。疲れていたって行くしかないのです。
40分ほど車を走らせて駐車場に到着。駐車場から奥社までは2.6キロほどあります。
鳥居からは杉並木が真っ直ぐ続いていて、一番奥は見えないほどです。
真ん中あたりには立派な山門があります。
山門の屋根は茅葺きで、茅葺きの上にはシダをはじめとする草がびっしりと生えています。
杉に日差しが遮られ、屋根がずっと湿った状態なので生えてしまうんでしょうね。
山門をくぐると、さらに杉の木が高くなります。
上り基調の参道を歩くこと30分弱。奥社に到着します。
奥社に参拝する列に並び、待つこと10分ほどで参拝できました。
意外と小さい本殿に参拝し、次は隣にある九頭竜社に参拝し、御朱印の列に並びました。
そして戸隠神社はスポーツにもご利益があるということで、勝守も頂きました。
来年の信越五岳トレイルランニングレースまで、この御守りと一緒に走ろうと思います。そして、信越五岳トレイルランニングレースを完走して御礼参りします。
戸隠といえば蕎麦です。蕎麦好きとして、蕎麦を食べずに帰るわけにはいきません。蕎麦屋は奥社よりも中社近くに多くありますが、ちょうど昼頃なので、どのお店も混んでいて入れません。仕方なく帰り道の方向に進むことにして、数キロ離れたあたりで見つけたお店が『よつかど』さんでした。
これがはっきり言って大正解。観光客は神社近くにたくさんいても、ここまで離れると観光客はほとんど来ないと思われますが、それでも蕎麦どころで商売を続けているだけあります。
戸隠蕎麦といえば『ぼっち盛り』が特徴。
蕎麦の香りは鮮烈でみずみずしくて美味い!ツユも出汁がしっかりとしながらも、濃すぎず、蕎麦を邪魔しません。
天ぷらも衣が軽く、別でついてきた天つゆと共に美味い。蕎麦どころ信州といえど、これだけのレベルの蕎麦は珍しいんじゃないだろうか。良いお店に巡り合うことができました。
戸隠から町まで下りるまでは、道路が曲がりくねっているので、キャンピングカーの運転は女房ではなく僕が担当。でも、町に下りてからは緊張が解けて一気に眠気が。三日で数時間しか眠っていないので当然です。高速道路に乗ってすぐに女房に代わってもらい、一気に3時間ほど眠りながら帰りました。