年末から年始にかけて、2冊のフォトブックをもらいました。
一冊は北海道のホテルグループ「鶴雅リゾート」でSNSディレクターという名の下、道東の観光名所や穴場で日々、遊びまわっている下澤美香さんが作った『キノコとの出会いは奇跡』。
北海道というのは冬が長く、春と秋が短く、さらに夏は短いという気候。そんな気候の中でも6月終わりから10月まで、春から秋にかけては、森に入るとキノコが生えています。そんなキノコたちを下澤さんが自ら撮影し、まとめたのがこのフォトブックです。僕のブログの先生だった下澤さんはバリバリの元ヤ〇キーで、十代から水商売の世界に生きてきた人。当時を知っている人は「アイツがキノコって(笑)」と笑っちゃうかもしれませんね。僕も若干、笑ってしまいましたから(笑)でも、内容は面白いというか、楽しいというか。
僕はしょっちゅう山に行くし、たまにはキノコも目に入るけど、こんなふうにまじまじとキノコを見たことがありません。このフォトブックを見ていると「キノコってかわいい」と感じてくるから不思議です。このフォトブックから思い出したのは、僕が大好きだった写真家、故・星野道夫さんがアラスカを撮った写真集です。星野道夫さんの写真には熊を始めとする動物たちや自然がたくさん。北海道とアラスカという、憧れの北の大地という共通点もあってかもしれません。下澤さんのフォトブックを見て、改めて星野道夫さんの写真集も引っ張り出してきました。
もう一冊は常滑青年会議所(JC)の後輩が事業として作った『TOKONAME PHOTO BOOK』。
サブタイトルに「地元だから知っている常滑の魅力」とありますが、地元でも知らない美しい景色と人がたくさん。
地元にいると当たり前になってしまい、何とも思わなくなってしまうことでも、改めて見てみると素晴らしいものがたくさんあるってことを教えてもらえました。そして、地元にいても目に入らないんだから、外部の人の目に入らないのはなおさらです。自分たちで発信して、やっと届くかどうか。青年会議所ってそういうことも教えてくれた場所なんですよね。こんなフォトブックを無料で、なんなら自分たちでお金を使って発信しようっていうのが青年会議所です。このフォトブックを通して、常滑のまちとJCの素晴らしさを再認識できました。
あ、JCのフォトブックは予備があるかもしれないので、興味のある方は僕までお問い合わせください。
伝えたいことや目的はそれぞれ違うけど、2冊のフォトブックを通して良い経験ができました。下澤さん、常滑JCの後輩たち、ありがとうね。