トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

「ちょうどいいタイミングで台風が来た」という五十嵐カノア選手の言葉から学ぶこと。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

東京オリンピックが始まって間もないころ。新競技のサーフィンで五十嵐カノア選手が銀メダルを獲得しましたよね。

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かっこよくて、頭がよくて、お金があって、サーフィンも上手い五十嵐カノア(笑)

銀メダルを獲得した次の日に、テレビ番組のインタビューでこんなことを言っていました。

「ちょうどいいタイミングで台風が来たので」

確かに外房辺りだと、普段は膝くらいの波しかないので、台風が来なければ、いったい何を競っているのかわからない競技になってしまった可能性はありますが、それでもあの波はね。大きさは大会向きで、外房らしからぬチューブなんかもできて、オリンピックに相応しいものだったとは思いますが、なんていうか、ぐちゅぐちゅ?ばしゃばしゃ?詳しいことはわかりませんが、リズムが悪くて乗りにくそうでした。

 

それでも「いいタイミングで台風が来て」っていうのは本心だと思います。いつも自然相手に遊んでいるサーファーらしさっていうのかな。自然のことは抗えるものではないので、すっと受け入れて楽しむ。素晴らしい考え方だなと感じました。

僕自身も自然相手に遊んでいるので、自分の思い通りにならないことがたくさんあって、そのときにグズグズ言ったって仕方ないんですよね。そのときをどうやって楽しむか、あるいはどうやって生きて帰るか(笑)。考えることはそれだけです。

 

オリンピックに出場している選手たちは、いつの間にかみんな年下になっちゃったけど(笑)、いろんなことを教えてもらえます。