待ちに待った東京オリンピックの観戦に行ってきました!種目はMTB女子、決勝です!MTBは会場が静岡県の修善寺なので、有観客での開催です。まあ、外で、しかも山の中ですからね。
伊豆までは車で移動し、途中からはシャトルバスに乗り換えて、会場となるサイクルスポーツセンターに入ります。
サイクルスポーツセンターはその名の通り、自転車に特化したスポーツセンターで、MTBコース以外にも、トラックやロードバイクのコースもあります。
入場ゲートは広くて混雑も無し。するすると入場できます。入場すると、いきなり伊豆ベロドロームがお出迎えしてくれます。ベロドロームの周りにはロードバイクに乗ったドイツ代表が。なんてこった…。ベロドロームはトラック競技の会場になりますが、どうやら解放されているようなので潜入捜査です。
初めての伊豆ベロドローム。
めちゃくちゃ美しいトラックです。TTバイクで走ってみたいよね。トラックの中のエリアでは各国のメカニックが作業中。世界最先端の機材をいじっていましたよ。
大会スポンサーのアース製薬さんが虫除けスプレーを提供してくれていました。
大きなスプレーの持ち込みは禁止なので助かります。
ついに会場です。ロードのコースを一部使用し、オフロードと組合せて競技が行われる模様。
今回のコースは東京オリンピックのために設計された世界屈指の難コースらしいです。競技開始は15時からですが、12時半くらいに会場入りしたことにより、ゆっくりとコースを見て回れました。
スタートして最初に選手を出迎えるのは『天城越え』。
橋をくぐりぬけて峠に向かいます。
写真だと斜度が伝わりませんが、めたくそ急です。35%とか?トライアスロンではアイアンマンを完走した経験もある女房が「こんなところバイクで登れない…」と言っていました。
僕の感覚だと登れるけど、その上にある岩を超えるのが無理。バイクから下りるしかない。実際にレースでも後方の選手はバイクを下りて押していました。ベルギーのおっさんが走っていたので、こっちのが斜度がわかるかな。
↓ここは画像の右半分もコースです。
画像の右奥から手前に向かってきて、右にUターンしていく感じです。
でっかい丸太を超える「箸」です。ここは行けそう。
が、箸の数メートルしたには岩がゴロゴロ。こんなの通行止めにしておこうよ!っていうところがコース(笑)
ベルギー代表の人が下見に来ていたのが『桜吹雪』です。
『桜吹雪』は前日に開催された男子で、オランダ代表の有力選手マチュー・ファンデルプールが転倒し、リタイアに追い込まれたエリアです。
こんなとこを落ちるわけです。
岩を飛び越えた勢いのままで駆け下り、正面の坂を登ります。男子のときは木の橋みたいなのもなかったので、手前でスピードに乗せて、一気に飛びます。ってどういうことだよ(笑)
どこがコースなのかわからないけど、ほぼすべてがコースです。右の岩のところもね。
世界屈指の難コースと書きましたが、実は美しいコースでもあります。レース中の選手は景色なんて見ている余裕は無いけど、下見のときとかは景色も楽しんでもらえたと思います。
ランでもロードよりもトレイルが好きな僕は、自転車でもトレイルのほうが好きなのかも。MTBもなんか楽しそう。カミハギサイクルでS-WORKSを1万円くらいで売ってくれないかな(笑)
コースを一周したら、スタートを観戦するために目を着けていた、天城越えの橋まで戻ります。