トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

UTMFはinov-8『テラウルトラ G 270』で行くこととする。

トライアスリート屋根屋兼遅咲きなんちゃってトレイルランナー、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

悩みに悩んでいた、UTMF(約165kmのトレイルランニング大会)に履いて出場するトレイルランニングシューズ。onのハンサムシューズ、クラウドベンチャーを試してみたり、

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on、クラウドベンチャー。今では普段履き。

以前、履いていたサロモンのセンス・ライドを引っ張り出してきたりしましたが、1時間も走ると、どうしても足裏が痛くて、元のinov-8、トレイルタロン290に戻っていました。

が、トレイルタロン290はアッパーがメッシュなので、細かい砂塵が靴の中に入りやすく、火山灰の富士山麓を走るには、少々不安があります。まあ、気にしない人は気にしないんでしょうけど、僕は繊細なので不安なんです。また、志賀高原エクストリームトレイルのときに、特に感じたのがグリップ力の不足。他の人が滑っていないところで、僕だけ滑っている気がしたんですよね。それに、もうそこそこの距離を走っているので、換え時でもあります。

いろいろと試着してみても、HOKAはやっぱりぐにゅぐにゅして合わないし、アディダスは土踏まずが圧迫されて辛い。というわけで、足に合うinov-8のウルトラトレイル対応モデル、テラウルトラ G 270に足を入れてみました。

store.descente.co.jp

あー、やっぱり合う。走ってみないと分からないけど、どうもinov-8の足型は僕に合うらしい。ってことでポチっとな。

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いつもの桧原公園で2回、合計2時間半、新城トレイルの試走で6時間と履いてみました。

 

これだけ走れたんだから当然ですが、足裏は痛くなりません。クッショニングも充分にして、ふわふわ感やぐにゅぐにゅ感はあまり感じず、安定感があります。踵のところに『ZERO 』と書かれていますが、つまり、つま先と踵で高さが同じということ。足をフラットに使いたい僕の好み。

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そして何よりも良かったのがグリップ力。

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ノーベル賞を受賞した素材、グラフェンを採用していて、耐久性に優れたアウトソールは、パターンとも相まって、なかなかのグリップ力を発揮してくれて、安心して走ることができました。プロテクション、クッショニング、グリップ、軽量性と、とても高いレベルでバランスが取られていると思います。

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8時間以上、走った後も小さなツブツブが残っています。新城トレイルなんて岩が多いのに。

ロードしかやっていない人はまったく知らないinov-8。一部ではマイナーなブランドかもしれませんが、テラウルトラを履いてみたことで、僕は完全に信頼しました。UTMFはテラウルトラ G 270で行きます。