トライアスリート屋根屋兼遅咲きなんちゃってトレイルランナー、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。
ウルトラ・トレイル・マウント・フジ(UTMF、約164kmのトレイルランニング大会)のエントリーが完了しました。開催されるのは2021年の4月。本来は2020年4月の大会に出場していたはずですが、新コロで中止となり、2021年大会の優先エントリー枠を使ってのエントリーとなりました。
ちょいちょい書いていますが、2021年のUTMFの距離は約164km=約100マイル。累積標高は富士山を2度以上、登ったり下りたりするほどで、制限時間は46時間。金曜日の15時にスタートし、僕を含めた凡人たちは二晩を山で過ごし、日曜日の13時までにゴールを目指します。体中が痛むだけでなく、二晩目にはもれなく幻覚を見られるというオマケ付き。
トライアスロンを始めたころの僕は、少し走るだけで膝が痛くなっていて、ひどい時には1キロで痛みが出たほど。そこから自分なりにフォームを研究し、少しずつ走れる距離を伸ばし、10キロ、ハーフマラソン、フルマラソンと完走し、トライアスロンのロングやトレイルランニングのミドル、70キロ程度も完走できるようになりました。1キロで歩いていた頃の僕からしたら、本当は今でも夢のような状態なのですが、そんな僕が100マイルのスタートラインに立つ権利をもらえたわけです。
やればできるとか、諦めなければ夢は叶うとか、そんなのは嘘で、やっぱりできないことはあるけど、できることがたまにはあるから、まずやってみる。やればできるは嘘だけど、やらないとできないは本当で。
UTMFだって権利はもらったけど、完走できるかどうかはやってみないとわからないから、まずスタートしてみることにします。1キロしか走れなかった僕が、考えて考えて、研究して研究して続けていたら運良く走れるようになって、続けてきた御褒美として、たまたまもらえたのがUTMFのスタートラインに立つ権利。使うか使わないかは自分次第だけど、使わない手は無いし、完走できるかどうかもこれからの自分次第。
痛いんだろうなとか、眠いんだろうなとか、苦しいだろうなとか、悪いことばかり思いつくけど、何よりも感じるのが完走できたら嬉しいんだろうな、最高の気分だろうなってことです。100マイルを完走できたら、一生、自慢できるよね(笑)
ここからだいたい半年あるので、半年間を楽しみたいと思います。