トライアスリート屋根屋兼遅咲きなんちゃってトレイルランナー、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。
4月に出場する予定だったUTMF(ウルトラ・トレイル・マウント・フジ 約165kmのトレイルランニングレース)から、参加賞のTシャツとドロップバッグが届きました。
一緒に入っていたのは大会実行委員長で、日本トレイルランニングの第一人者にして、現役のトレイルランナーでもある鏑木毅さんからの手紙。
『UTMFはきっと続く。
でも2020UTMFは皆さんにとってたった一度の出来事だった。
100マイル・ウルトラトレイルを目指すということは並大抵のことではない、きっとこの日のために、とてつもないエネルギーで、そしていろいろなことを犠牲にして皆さん頑張ってきたのだと思います。
だからこそこのウエアーを胸を張って、誇りに思って纏って欲しい。
来年、再来年、いつまでも皆さんの続きのドラマを富士山で待っています。
そして、今度こそは笑顔でお会いしたいです。
その日まで”楽しむ勇気”でこれからも壁を乗り越えて下さい。
私たちも皆さんの思いに叶う素晴らしい大会にしたいと思います。
全てに心から感謝致します。 鏑木毅』
UTMFを知った頃の僕は、数キロ走っただけで膝が痛くなる状態で、しかもそれは故障ではなく原因不明の痛みで、160キロどころか10キロですら走れませんでした。それから8年くらいでスタートラインに立つ権利を獲得しただけでも、僕にとっては夢のような出来事です。
2021年は優先的にエントリーをさせてもらえるので、2020年は準備の年にします。トライアスロンの大会も無いしね。UTMFへの出場を確約され、しっかり準備する期間をもらえるなんて、一般エントリーの選手として、こんなにありがたいことはありません。
来年の4月、胸を張ってスタートラインに立ち、感動とともにゴールラインを超えるために、送って頂いたTシャツを着て走る一年を過ごします。