トライアスリート屋根屋兼遅咲きなんちゃってトレイルランナー、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。
そうそう、忘れていました。伊豆トレイルジャーニーのコースの途中ではSTRAVAという、世界中のアスリートたちによるSNSみたいなアプリでセグメントというのが設定されていました。セグメントとは『決められた区間のタイムで争う』って感じです。知らないところにもいつの間にか設定されていて、知らないうちにGPSウォッチやGPSを内蔵したサイクルコンピューターで計測しながら通過すると、知らないうちに記録が登録されているという、知らない尽くしなのに、後から見てみると意外と楽しかったりします。ちなみに僕は奥矢作湖で設定されている自転車のセグメントで叩き出した、36分57秒というタイムで、全37名中1位という記録を2年以上、保持しています。あとは皇居ランしたときに、430mを9秒で走ったという、エンジン付き的タイムでもぶっちぎりで1位を獲得していて、なんか申し訳なく思っていたりもします…。
ITJでは事前に『GRAVEL MASTER』というのが設定されていることは通知されていて、なんだかセグメント区間には看板が掲示されているとのことでしたが、だからといって、そこだけ早く走るなんてことはしないので、すっかり忘れて走っていました。
ところが、DNFしてガーミンを止め、スマートフォンにデータを転送してみたら、ちゃんとセグメントを走っていたようで、「完走おめでとうございます!」的なお知らせが来ました。いや、完走はしてねえけどな…。
この区間でタイムを争ったみたいです。いったいどこだよ?
約5キロで獲得標高は135m。平均勾配は2.6%なので、いわゆる走れるトレイルです。とかいって、マジでどこのことかわかりません…。それは置いといて、僕の記録は31分54秒。セグメントに参加した人の数が894名で、僕の順位は230位だったので、25%から少しこぼれるくらい。僕にとっては、まあまあな感じです。
DNF後に預けてあった荷物を受け取りに行くと、STRAVAのテントを発見。なんかやってんのかなと近づくと「セグメントの画面を見せてください」というので、上の画面を見せると「(完走してないけど)完走おめでとうございます!」とこんなのをくれました。
靴下、ステッカー、ワッペンです。そりゃ走ったけど、気分的には何もしていないのに、こんなにもらえて、なんか得した気分。靴下はサイズが小さいので、女房にくれてやりましたけどね。
なんせ誰かが特に何かしないといけないイベントでもないし、これからこういうのが増えてくる気がします。ランナーもサイクリストもトライアスリートも、なんかの大会のときにはいつの間にか設定されているかもしれないので要チェックや!