伊豆トレイルジャーニーを不完全燃焼で終えましたが、修善寺で予約してあった、窓から富士山が見える素敵な宿で一泊。完走していたら、富士山をさらに美しく感じたことでしょう…。
大会の次の日は、特にやることが無いので、ゆっくり朝ごはんを食べ、温泉で体と心を癒してから出発。向かったのは芦ノ湖湖畔にある『箱根駅伝ミュージアム』です。
修善寺から40分弱。ここんところ小説『風が強く吹いている』を読んだりして、箱根駅伝ずいているので行ってきました。場所は箱根駅伝の往路ゴール、復路スタートの真横。「まさしく」という場所にあります。
無料のゾーンには箱根駅伝オフィシャルグーグルや、出場各大学のグッズがたくさんあります。
有料ゾーンは大人550円、中学生・小学生は350円。お安いので、迷いなく入ります。ですが、ここからは撮影禁止なので、箱根駅伝ミュージアムのHPよりお借りした画像で様子をお届けします。と、思ったけど、なんか表示されないので、画像無しでお届けします。
ヒストリーゾーンには1920年、大正9年の第1回から、2020年の第96回までの歴史が写真とともに展示されています。箱根駅伝の人気が全国的になったのは、全国へのテレビ生中継が開始されてからで、それまではあくまでも地方の大会。さらに大正や昭和の前半というのは、残っている資料も少なく、沿道で応援していた方が撮った写真なんていうのも展示されていて、それが当時の空気感を見事に表現しています。
ユニフォームが展示されているのは、見事に予選を通過し、2021年の箱根に出場することを決めた各大学です。
エピソードゾーンには歴代のエース、山登りや下りといった名選手たちのエピソードや、あまり目にすることのない、箱根の特産品?である寄木細工の往路優勝カップのデザインが展示されています。
もちろん過去の大会の名場面を映像とともに見ることができたり、歴代の記録を見ることができたりなので、箱根駅伝ファンなら半日は楽しめるんじゃないかと思います。
惜しむらくは撮影禁止ということ。今どき、どんどん撮影してもらって、SNSで拡散してもらえば、さらにお客さんが来てもらえるのに。僕だったら近年の人気選手、神野大地とか、一躍、日本マラソン界の期待の星となった吉田祐也あたりの等身大パネルでも置いておいて、撮りまくってもらうけどな。