トライアスリート屋根屋兼遅咲きなんちゃってトレイルランナー、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。
真っ暗な松崎新港をスタートし、国道を200mも進んだところからは左に折れ、急な坂を登ります。急坂とはいえロードだし、まだ脚はフレッシュなので走って登ることは可能ですが、3キロ以上続く坂は序盤からダメージを与えてきます。初めて出場したときはロードからトレイルに入るところで大渋滞に巻き込まれ、最初のチェックポイントまでの区間で3キロ近く歩きました。そこでの渋滞を少しでも交わすために、選手たちは走り続けた坂なのですが、現在はコースが変わり、比較的、渋滞が起きにくくなったにも関わらず、当時の名残からか、選手たちは走り続けます。そんな事情を知らない初出場の選手は「この坂を走り続けるって、レベル高くね?」と言ったりしています。あんな坂を、あのペースで走り続けることができる人なら9時間半切りが可能でしょうね…。
最初のチェックポイント、宝蔵院までは9.7キロで、海抜0mから520mまで登ります。
『走れるコース』とは言われていても、やっぱり走れないところがたくさんあるのがトレラン。御在所岳でアホみたいに登ってきたのが、これからどれほど生きてくるのか。
八瀬峠、13.3キロまででさらに274mの標高差を稼ぎ、794mまで上がります。3キロほどロードを下りますが、みんな速い。序盤だから元気なのか、序盤から飛ばしているのか。どっちみち僕が着いていける速さではないので、マイペースを守って見送ります。完治していないハムストリングスとケツ筋も痛いしね。
16キロすぎから21キロすぎまでの緩い上り区間は、STRAVAの設定した短距離勝負区間。僕は35分35秒で全体の300位。1390名が出走した中の300位なので、僕としては上出来。でも、一番速いヤツは22分台だってさ。何食ったらそんなに速くなれるんだろうね。
諸坪峠から最初のエイド、こがね橋までは4.6キロで300mほどをロードで下りますが、コンクリートの下りが脚に来るんです。はー、ケツ痛い。こんなんで70キロも走れるんだろうか…。
こがね橋では桜餅3個を食べ、ボトルにドリンクを補給。
26キロ地点のこがね橋まで3時間13分。7分ほどエイドで過ごして再出発するときは3時間20分。おそらく初出場のときと比較すると、40分ほど短縮しているはず。