トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

屋根が壊れたときに感じる、スタンダードな瓦の良さ。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

常滑というのは、狭い道路が多くて、車のすれ違いにも困るような場所が、多く存在します。そういう場所に平屋の建物が建っていると、トラックに屋根を引っかけられて、壊れてしまったということが、よくあります。2年に一回とか、下手すると年に二回とかある家もあって、しかもだいたいの場合が、引っかけたトラックは逃げちゃうというね…。今回の現場は、大きなトラックが出入りする場所にあり、引っかけたトラックの運転手さんは毎回、ちゃんと連絡してくれます。ってことは、何回目かな。5回目くらい?

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何回も修理しているので、いろんな時代の瓦が混在しています。でも、今までで一番ひどく壊れているかも…。

北風が吹きつけてくる日陰で、脚立に上ったり下りたり。樋の一部も修理して完了。

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やっぱりいろんな瓦を混在させて修理したので、ちょっと無理やりな部分もあり…。それでもなんとか修理できちゃうのは、昔からある和型の瓦だから。まあ、10年か20年で壊してしまう建物なら、屋根材は何でも良いかもしれませんが(それでも瓦がおすすめ)、数十年、住む家なら瓦、それもスタンダードなものなら、別に車に引っかけられなくても、壊れたときには安心です。