トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

昔の常滑は機屋さんがたくさんあったことを思い出した屋根修理。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の竹内です。

 

まだまだ続く台風からの屋根修理。そこにさらに追加で諸々が突っ込まれてきて、今週は日曜日も休みなし。僕は13連勤決定です。

 

一か月以上、お待たせしてしまったところで修理をしてきました。

f:id:yoshikixx:20181111085038j:plain

部分的に棟をバラして、積み直して、飛んだ瓦が当たって割れてしまった瓦を交換して、半日くらいで完了しましたが、17時近くになるともう陽が落ちてくるんですよね。これからは17時までに片付けまで完了しないと。

f:id:yoshikixx:20181111090733j:plain

 

この屋根は工場の『のこぎり屋根』です。

f:id:yoshikixx:20181111085259j:plain

のこぎりの刃みたいなギザギザ、段々になっている、工場の屋根にある形状です。斜めな屋根と垂直の壁を組み合わせて、壁の部分に窓を付けることによって、工場内を明るくすることができるという構造です。

 

昔の常滑は焼き物はもちろんのこと、機屋(はたや)さんと呼ばれる、機械織布屋さんがたくさんあって、まちの至るところでガチャンガチャンと音がしていました。そう考えると、常滑は工業のまちだったんですね。

 

いつの間にやら機屋さんが減って、音が聞こえなくなって、耳から入ってくる風景は子どもの頃とは変わってしまったのですが、それでも建物自体は残っています。なんとなく子どもの頃を思い出す仕事でした。