トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

経営者と教養

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

経営者には教養が必要だ、と植木くんが言った。

一般社団法人全日本瓦工事業連盟青年部(長い)の総会後の懇親会のときです。宮城県青年部部長の植木くんと、派手な青いスーツを着た鳥取県青年部部長の笹間くんが二人で僕に近づいてきて、植木くんが「竹内さん、フランスに研修旅行に行きましょう」と言ってきました。僕は大して考えもせずに、面白そうだと思ったので「いいよ」と答えると、植木くんが「ほらー!竹内さんはそう言う人なんだよ!これくらいじゃないとダメなんだって!経営者には教養が必要だからさ!そんなことくらいでビビッてるようなヤツはダメなんだって!」と力説しました。

マサチューセッツ工科大学ではクラシック音楽の授業があるらしい。

エクスペリエンス・マーケティング藤村正宏先生はかねがね「経営者には教養が必要だよ」と言っています。藤村先生によると、世界の天才が集まるマサチューセッツ工科大学(MIT)ではクラシック音楽の授業があるとのこと。しかもけっこう長い時間を使ってクラシック音楽の歴史等も学ぶらしい。MITみたいな世界一のスーパー理系大学において、なぜクラシック音楽を学ぶのか。それは感性を豊かにする、育てるためらしいです。理系の知識や技術を活かすにも感覚、感性が大切だってことみたいです。植木くんはめっちゃ頭が良くて、ともすると他人が馬鹿に見えるwタイプだけど、そんな植木くんが「経営者には教養が必要」だと言ってくれたのは意外でもあり、嬉しくもあり。ああいう人が前に出てくると業界は変わり、伸びていくんだと思うんですよね。

教養は感性

僕は別にクラシックや絵画みたいな高尚なことに詳しくはありませんが、たぶん藤村先生が言う教養は、なにもそういうことだけを指すわけではなく、どんなことにでも興味を持つ感性を持っていないといけないってことなんだと思います。そしてそれには会社の大小なんて関係なく、よりお客さんの近くにいる中小零細企業の経営者こそ、教養が大切になってくる気がします。フランス行くかな。