タイトルの『想像力は知識よりも重要である』というアインシュタインの言葉は、日めくりカレンダーに掲載されていました。僕はいわゆる名言とか格言とか、けっこうどうでもいいと思っちゃうほうなんですけど、『想像力は知識よりも重要である』という言葉にはとても惹きつけられました。調べてみると続きがあり『想像力は知識よりも重要である。想像力は知識よりも大切だ。知識には限界があるが、想像力は世界を包み込む』となっていました。
クラシック音楽の授業があるMIT
エクスマの藤村正宏先生によると、世界の頭脳が集まるMIT(マサチューセッツ工科大学)ではクラシック音楽の授業がかなりのボリュームであるそうです。AIが進化した現在、知識量や情報量、それを調べる早さにおいて、人間はAIに敵わないでしょう。でも、感性や想像力という面ではAIは人間を上回ることはできないはずで、MITでクラシックを学ぶことで感性を養い、AIを使いこなせる人を育てることを考えているみたい。
アインシュタインはAIなんて存在しない時代に『想像力は知識よりも重要である』という、現代に通じる言葉を残しているということは、それこそアインシュタインの想像力の凄まじさを証明しているわけです。
出会いは連鎖する
一つの興味深いことに出会うと、また似たようなことに出会い、それに気づくことが多いなと思います。そして、それらに対する考えや理解が深まることに繋がる。そうやって気づいて考えるのも想像力や感性と言っていいのかもしれないなと感じたアインシュタインの言葉でした。