トライアスリート屋根屋兼バックカントリースキーヤー、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。
季節外れな話題ですが、スキーブーツを新調しました。好きな人は真夏に道具を買うんです。
昨シーズンまで使っていたブーツは果たしていつ買ったものなのか…。22年前か23年前か。もしかすると25年?いや、そこまでではないと思いますが、20年以上前に買ったのは間違いありません。プラスチック製品なので、本来ならとっくに寿命が来ていて、ちょいちょい欠けたりしていたのを、見て見ぬふりをして使っていましたが、さすがに買い替えたわけです。
LANGE XT3 120
今回、選んだのはLANGE、ラングのXT3というモデル。
名古屋のスキーショップパドルクラブで「まずしっかり滑ることができて、登ることもできる」という条件で出してもらったのがこれでした。
LANGEのブーツは痛いというイメージだったのに!
が、いきなりラングを出されたときに、僕はビビりました。だって、その昔、ラングのブーツは、エキスパートの象徴のような存在かつ、履く人を選ぶブーツで、何度も挑戦してみたけど、足型が狭くて入らない、あるいは入っても痛くて仕方なくて辛い思いをしたイメージしかなかったんです。そんなイメージを伝えることもできず、仕方ないので足を入れてみると、あら不思議。めっちゃ快適。変に当たるところも無し。こんなに履きやすいなんて。店員さんに履きやすい旨を伝えると、十数年前から足型がいくつか用意されるようになり、そのころからラングは履きやすいブーツの代表になったとのこと。20年もブーツを買わずにきた僕は完全に浦島太郎でした。
硬くて歩きやすくて登りやすい、はず。
同じ型で硬さの違うモデルも履かせてもらって、フレックス120の硬いほうを選択。僕は激しく滑りたいので硬いブーツは必須です。
ソールは現在、主流のグリップウォーク。滑りにくくて、つま先が少し上がっていることで歩きやすいらしいです。
アキレス腱後ろあたりのツマミを引っ張ると足首が前に倒れるようになり、足首より上のバックル2つを緩めることで、楽に登れるようになります。
しっかり滑ることを優先しながらも、登るときはちょっと楽に、という兼用靴ってことです。ブーツの名前が『XT3』というだけあります。
実は型落ちなので激安!
実はこれ、22-23シーズンモデル。いわゆる型落ちです。定価だと9万円超え。23-24シーズンモデルだと定価11万5000円もするのが、型落ちのおかげでなんと56000円。ニューモデルの半額です。違いといえば色だけで半額なら文句なし。最低でも7~8万円は覚悟していたので、嬉しい誤算でした。しかも僕は足がデカくて(28センチ)選択肢が少ないのにも関わらずです。
男子、51歳にしてLANGEを履く(孔子)
一生、履くことがないと思っていたLANGEのブーツ。孔子も「男子、51歳にしてLANGEを履く」と言っていましたが(嘘)、ついにLANGEを履くことになりました。約20年ぶりの新しいブーツ。昨シーズンはdpsの板を、そして今シーズンはLANGEのブーツを。冬が待ち遠しくなってきました。