トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

建築現場のご近所さんはお互い様で。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

稀にご近所からクレームをもらうことがあります。

屋根誠では週に三つほどの現場で作業しています。年間だと100件を超える現場に訪れることになり、そんなことを30年近く繰り返していると、数年に一度の割合で近隣とのトラブルがあります。うちのお客さんは良い人が多いので、ご近所さんとの関係も良好な方ばかりなのですが、やはり稀に変わった人がいて、とんでもないクレームが入ることがあります。

努力はするけど、不可能なこともあります。

「金づちで叩く音がうるさい」→どうしようもないし、少しだけなのに…。「埃が出る」→ほんの少しだし、風向きでそっちに行かないのに…。「路上駐車している」→荷下ろしのときは勘弁して…。等々。荷下ろしの際に警察を呼ばれたこともありました…。警察も「これは仕方ないよね。なる早で動かしてね。」くらいのものですけどね。

家を建てるときは、どうしてもご近所に迷惑をお掛けします。音、埃、駐車等々。それでも昔と比較すると、ずいぶんと現場の人たちは気を遣うようになりました。できるだけご迷惑をおかけしないように努力します。ご近所から何か希望があれば、可能な限り対応もします。それでも、やっぱりどうしようもないこともあるので、お気に召さないこともあるとは思います。

家を建てるときはお互い様で。

でもね、家を建てるときにご近所にご迷惑をおかけするのはお互い様です。何もない野原とか山奥に建てるとき以外は、誰かに迷惑を掛けてしまうことになります。ちょっとしたことで警察を呼んじゃうような人の家を建てたときだって同じです。ほんとにほんとに、迷惑を掛けたいなんて誰も思っていないので、ほんの少しだけ広い心で「お互い様だからね」と思って頂けると助かります。そして、そのほうが住みやすい町になると思います。