トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

ヒルにやられながら鈴鹿山脈、国見岳、御在所岳、鎌ヶ岳を縦走。

トライアスリート屋根屋兼遅咲きなんちゃってトレイルランナー、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

2日連続で御在所岳へ。だがしかし!

前日に続いて御在所岳の裏道登山道のここからスタートします。

違うのは裏道登山道を往復する、いつものルートではなく、裏道登山道~国見峠~国見岳~御在所岳~鎌ヶ岳~長石谷というルートでの縦走にしたところ。前日も登ってるし、蒸し暑いし、長いし、けっこうな標高差を登るし。

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前日から夜中にかけては雨が降ったけど、この日は藤内壁に向かう人の姿がありました。滑る岩なんて怖いのに。

国見峠からは御在所岳へ直行せず、国見岳へ。

国見峠までは56分で到達。御在所岳山頂まで1時間を切るためには、52分から53分くらいじゃないと無理。

いつもなら、ここを真っ直ぐ抜けて御在所岳山頂に向かいますが、今回は右折して国見岳に向かいます。

ナマズ

ナマズ岩を通過して10分ほどで国見岳に到着します。

ガスっていてまったく展望が無いので、さっさと国見岳を後にして国見峠まで折り返します。

御在所岳山頂から武平峠へ。

国見峠からはザレ場を登って御在所岳山頂へ。山頂を抜けて武平峠に向かう予定でしたが、飲み物が不安だったので、山頂から少し下りたところにある自販機で補給します。山頂に自販機があるのが御在所岳の心強さです。ポカリを一本買って、ボトルに補給してから御在所岳山頂に登り返し。普通の人は登り返さんよね(笑)再び立った御在所岳山頂から武平峠に向かって下りて行きます。

御在所岳~武平峠は初めてだけど、けっこう急でびっくり。距離は短いけど、なかなかタフなコースで登るのが大変そう。

走り始めて2時間11分後に武平峠に到着。御在所岳山頂からは20分くらい。

この日最後の大登りで鎌ヶ岳へ。

武平峠を抜けて鎌ヶ岳の山頂へ一気に登ります。やっぱり鎌ヶ岳の山頂直下数百メートルは、どこから登っても厳しいです。でもピラミッドがかっこいい山です。

登山道の途中にこんなのが。目立たないけどすごいよ。

武平峠から30分ほどで鎌ヶ岳山頂に到達。国見岳、御在所岳×2に加えて前日のダメージも残っているので、鎌ヶ岳山頂に向かう途中ですでにしっかり疲れていました。もう登らなくていいんだね。自分で決めたコースだけど(笑)

鎌ヶ岳からは長石谷を通って下山しますが、これが厳しいコース。

石谷ルートは急、滑る、ヒル

下山ルートの半分以上が急で、雨上がりで濡れた岩が滑るので、走れるところなんて1割もありません。何度も足を滑らせながら慎重に下ります。登りで疲れた脚で走って下るのが練習になるのに。

濃い緑が美しい。

前回は水量が少なくてイマイチだった犬星大滝も、今回は水が多くて迫力あり。

犬星大滝

沢を渡って戻ってを繰り返し、迷うことはないけど登山道もわかりにくいので、何度も立ち止まってルートを確認していると、こいつが来ます。

ひる、ヒル、蛭!

ヒルです!一匹目を発見したときは靴下よりも上にいて、あと数秒も気づくのが遅れたら吸血されていたはず。さすがに写真を撮る余裕がなくて、慌てて排除しました。ここからは滑る岩に注意しながらのルートファインディングに加えて、ヒルとの闘いが始まり、まったく楽しくありませんでした。ヒル忌避剤『ヒル下がりのジョニー』を忘れた自分を恨むしかありませんが、とにかく早く終わりたい。終わりたいけど、滑るしルートが分からん!立ち止まってはルートを確認し、足元のヒルを確認し、また少し移動してはルートを確認しヒルを確認し。立ち止まらなければ、よほどヒルが着くことは無いけど、止まるしかないのがもどかしい。結局、この日は7匹のヒルが着いてきましたが、吸われる前に排除できました。

もう一度やるなら武平峠から下るルートを選択します。

ヒル7にうんざりしたので、最短で舗装路に戻り、快適に舗装路を走って下り、国見岳、御在所岳、鎌ヶ岳の縦走は完了。もう一回やるなら鎌ヶ岳からは武平峠に戻って、武平峠から下るルートを選択しようと思います。

大会二週間前にして、けっこう良い練習でした。

ヒルにはうんざりしたけど、今シーズン最初の大会まで二週間を切ったところで、距離13キロちょっとのところで獲得標高が1400m超えと、しっかり登れたので練習としては悪くないはず。須坂米子大瀑布スカイレースの30キロは楽しめそうです。