トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

UTMFの見学は恐怖を乗り越えるために。

トライアスリート屋根屋兼遅咲きなんちゃってトレイルランナー、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

出場を予定しながら体調の問題で出場を取りやめたUTMF(約165キロのトレイルランニング大会)の見学に行ってきました。

2022年4月22日の15時スタートで、制限時間は46時間後の24日13時まで。大方の選手は山の中で二晩過ごすことになります。僕が訪れたのは二晩目の22時過ぎ。後半に入る選手たちは街中を走る時間が多く、山に入ったり出たりするときも駐車スペースが見つからなくて、2時間ほど彷徨った挙句に、沿道での見学を断念し、道の駅で仮眠しました。

あくる日朝、出場しているトライアスロン仲間の西口さんの位置をGPS的なもので確認し、ゴールから2キロほどのとろこで待ち伏せします。

ゴールは富士急ハイランドです。

しばらく待った後、西口さんがくるまでに10分くらいはかかりそうなので、上着を取りに車に一旦帰り、すぐに元の場所に戻り、今か今かと待ち構えていると、地図上の西口さんが消滅。GPSが途絶えたかなーなんて待つこと数分。西口さんのタイム経過を確認すると、すでにゴールしていました。マジか。どうやら上着のタイミングにすれ違ったみたい…。仕方なく選手たちと一緒にゴールに向かって歩いていきます。

どこかが痛むのか、体を傾けたままで歩く選手がいれば、足を引きずる人も当然います。キツいけどゴールするためには歩き続けるしかなくて、それを実行する。最後は気持ち。これを見に来たんだな。

 

ゴールエリアに入ってすぐに西口さんを発見!

元気だけど「トイレで座ると脚がヤバい!」らしいです。ここに来てヤバくない人はいないでしょ(笑)西口さんは二度目の100マイル達成。すごいね。

選手たちは続々とゴールしてきます。

この時点で40時間が経過。みんなすごい。

UTMFだけでなく、トライアスロンも含めた超長距離耐久スポーツに出場するためには、どうしても強度の高い練習が必要です。UTMFを一か月後に控えた時点で体調不良(コロナでは無い)になり、出場を断念してからは、強度の高い練習をするのが怖いという感覚に陥っていますが、その恐怖を乗り越えるのに必要なのは気持ちだけ。トレランやトライアスロンだけが人生ではないけど、これでいきなり終わるのは面白くない。今日も走ろうと思います。