トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

登る筋肉と下る筋肉。

トライアスリート屋根屋兼遅咲きなんちゃってトレイルランナー、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

数日前のブログに「猿投山に行ってきました。目的は下りで大腿四頭筋を激しい筋肉痛にすること。僕はこれを体験しておかないと、長距離の山を走れないんですよね。」と書きました。

yoshikixxtri.hatenablog.com

どんなに毎日、ロードを走っていても、山で走る筋肉は別だと感じています。

初めてトレイルランニングの大会に出場したときは、わずか11キロ、2時間ほどだったにも関わらず、翌日はまともに歩けないほど凄まじい筋肉痛になりました。トライアスロンの練習でそれなりに走っているにも関わらずです。次の大会は21キロ、その次は35キロ。すべての大会で次の日は凄まじい筋肉痛になりました。トレラン大会後の凄まじい筋肉痛は、その後もしばらく続きました。では、今はどうかというと、大会後に筋肉痛になることはありません。まあ、痛いところは色々と出るけど、歩けないような筋肉痛にはなりません。

何が違うかと言うと、練習の内容です。トライアスロンを中心にやっていると、ロードでスピードを上げる練習や、ペース走といった持久力を着ける練習がメインになります。これだと、登り下りで使う筋肉を鍛えにくいんですね。

登りで使う筋肉はお尻とハムストリングス、太もも裏がメインになり、下りでは同じお尻やハムストリングスに加えて、大腿四頭筋、太ももの前の筋肉を使うことになります。お尻やハムストリングスは自転車でも使う筋肉ですが、自転車でもロードのランでも大腿四頭筋というのはほとんど使わないので、特にひどい筋肉痛になるのは大腿四頭筋、太ももの前側です。

何度かそんなことを繰り返すうちに、トレランの練習として山に行く回数が増えましたが、シーズン最初の山の次の日だけはやっぱりひどい筋肉痛になり、その後は筋肉痛にならないことに気づきました。

僕の感覚だと、ロードと山ではまったく違う筋肉の使い方をします。山の登り下りの筋肉は、山でないと鍛えることはできないと思います。トレランの大会に出場したい!って人は、一度、ばっちばちの筋肉痛になることをオススメします。