10月頭にも行った南知多町の参平さんに再訪しました。
参平さんの傾向を考慮し、対策を練った僕たちは、今回は2000円のコースを一人と、1000円の煮魚定食を注文しました。
煮魚は鰈(カレイ)、鯛かもう一つ(忘れた)から選べます。つか、鯛を煮るってナニ？聞いたことないよ。
地魚がメインなので、漁の状態によって内容が少しずつ変わります。今回はシャコが一匹にエビが二匹。エビは殻も食べられました。
刺身はマグロ、鯛、鰆(サワラ)、マダカ(50センチくらいのスズキ)。マグロ以外は地物で、ぶりっぶり。魚が甘い。
揚げ物はニギスとエビ。ニギスのフライってこんなに美味いんだね…。サクフワです。
煮魚定食の魚は鰈を選択しました。
この煮魚の味付けが絶妙！どうしても濃く味付けしがちな煮魚ですが、とてもあっさりと味付けされているので、魚の美味さがよくわかります。繊細な鰈を味わえました。
そしてコースの焼き魚、鯛が登場です。
やっぱり美味い。皮はパリッと、身はふんわりジューシー。これだけでも充分に楽しめます。ご飯もお代わりして、二人でお腹がはちきれる寸前まで追い込まれて大満足。
今回は同じ部屋に二組、他のお客さんがいました。刺身定食を注文した若者二人組のほうから聞こえてきたのは「お刺身は鯛、マグロ、マダカ、鰆、蛸、鮃(ヒラメ)、ナントカです」という、女将さんの説明。まじか。刺身定食ってそんなに乗ってんの？次は煮魚じゃなくて刺身定食かな。
もう一組は僕よりも少し年上のご夫婦。注文はおそらく4000円のコース。予約だったので、席に着いたときにはすでに何品かはテーブル上に並んでいて、大きなワタリガニやシャコと、それだけでもかなり豪華なのに、次々と運ばれてくる料理。「大あさりです」「デカッ！」「焼き魚です」「ええっ！？一人一匹ですかっ！？」という声が。2000円コースだって食いきれないのに、あんなの食いきれるわけがない。半分は持ち帰りじゃないかな？
決してかっこつけて行くお店ではなくて、一人で行っても大丈夫なお店だし、なんなら自転車のツーリング途中に寄ったって平気なので、南知多に訪れる際にはぜひ。
