フルマラソンの現日本記録保持者、大迫傑選手はInstagramで自分の走りをちょいちょいアップしてくれているんですが、11月23日にアップしてくれた、大迫選手を後ろから撮っている動画を観て、これだ!と閃いたわけです。
横からの動画は観たことあったけど、こんなに長く後ろから写しているのを観たのは初めて。ケイデンス(ピッチ)の高さ、接地時間の短さ、着地の位置から、結果として導き出される腰の高さ。これなんですよねー。
ってことで、次の日の練習です。インターバル的なことの一本目。すっかり前日に観た動画のことを忘れて走ってみたら3分53秒。ランの前にバイクで追い込んだ影響もあって、ラスト100mはかなり苦しくて、フォームが壊れかけるのをなんとか持ちこたえさせての終了。2分30秒ほど間を空けて、2本目に突入。ふと動画のイメージを思い出し、ケイデンスと接地時間を意識してみると、一本目よりも軽く感じる。腰の位置も明らかに高く、同じ力感ながら、わずかにスピードも上がった感じを得て、終えてみると3分46秒。この7秒はでかい。三本目は時計を押し間違えて、不正確ながら3分52秒くらいか、あるいは3分50秒を少し切ったくらい。
僕は自分のフォームを観ていないし、ほんとうに似たフォームになっているかなんてわからないし、もちろん大迫選手ほど速くもないけど、長きにわたって成長が止まっている凡人にとって、この日の閃き、感覚というのは、今の自分を超えるきっかけになるはず。
明日は25キロくらい走るので、フォームを意識して、しっかり走ります。