トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

落雷被害には火災保険が使えます。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

日本中でゲリラ雷雨がすごいですね。雷が鳴るとゴールデンレトリバーの小夏は落ち着かないし、猫の葉月はどこかに隠れてしまいます。

友だちの家に雷が落ちた!

友だちの家に雷が落ちました。すごい音がしたと思ったら停電して、ガス漏れまでしたそうです。そして、雨が止んでから外に出てみたら、瓦が落ちていたということで連絡をくれました。行ってみると合計10枚の瓦が割れていて修理することになったのですが…。

落雷による屋根修理は火災保険が使える!

瓦10枚の交換とはいえ、法律的には足場をかけないといけないので、けっこうなお金がかかります。が、落雷による屋根の修理なら火災保険が使えます。せっかく加入している火災保険なので使わないと損です。工事前に修理を担当する業者に、保険会社提出用に落雷被害の写真を数枚の撮影と、見積りをもらうように依頼してください。

家電等は保険適用外がほとんど。

家に雷が落ちると、家電は全滅します。友だちの家には太陽光発電パネルも載っていたのですが、これももちろんダメでした。電気が通っていたものは全滅するわけですが、こちらには保険は適用されないことがほとんどだと思いますが、確認だけはしたほうが良いかもしれません。

確率は超低いけど。

調べたところによると「雷が一般住宅に直撃する確率も非常に低く、統計では数十万分の一から数百万分の一の頻度で発生するとされています」とのこと。30年ほど屋根屋をやってきて、落雷被害の修理をするのは2件目です。大小合わせて年間に100件以上の現場に行きますが、30年でも3000件にしかなりません。そのうちの2件が落雷被害というのは、まあまあな確率かもしれません。自分の家に雷が落ちるなんてことは、普通はありませんが、『落雷被害には火災保険』というのを覚えておいてくださいね。