トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

走る習慣を身に着けるコツ。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

瓦業界の一部において、僕はちょっとした有名人です。別に職人としての技術が高いとか、切れ者だとか、そういうことではなく、「めちゃくちゃ運動する人」としてです。

なぜそんなに走れるのか?と聞かれ。

先日の中部ブロック会議では懇親会で同じテーブルになった、岐阜のシマツカさんから「タケウチさんを見習って走るようにしているんですけど、3キロが限界です。なんでそんなに走れるんですか?」と、走る習慣を身に着けるコツを聞かれました。聞いてみるとジムのトレッドミル(ランニングマシン)で走っているみたい。僕はトレッドミルで走るのが大嫌いなので「トレッドミルで3キロはすごいと思うんですけどね。

「走るのなんて嫌い」でいい。

もっと(精神的な面で)走れるようになるには、大会にエントリーするのが一番。ハーフマラソンくらいにエントリーすれば、最終的にはやるしかないので走るようになります。あとは「走るのってめんどくさい」という自分を責めない。暑くても寒くても、仕事で疲れているときも、何もないときだって、走るのってめんどくさい。嫌で仕方ない。だって、坂道を登るときとか、インターバル走なんてやったときは苦しいし、距離を走るとそれだけで疲れます。わかっていて走るわけですから嫌に決まっています。

嫌なことをやった自分、偉い。

でも「あーーーー、走るの嫌だなーーー」と思いながら、とりあえず着替えてみる。「めっちゃめんどくさい」と思いながらランニングシューズの紐を結ぶ。「ほんと嫌」と言いながら外に出て、GPSウォッチのスイッチを入れる。そこまでいったらさすがに人は走るわけです。という話しをしたら、シマツカさんは「えーーー!タケウチさんでも嫌なんですね!なんか気持ちが楽になりました」と言いました。そうなんですよね。ビギナーにありがちなのは「やる気満々で走らないといけない」という思い込みがプレッシャーになったり、「走るのが嫌な自分はなんてダメな人間なんだ」という自己嫌悪だったりします。たまには「走るのが大好き!」と言っている人もいるでしょう。でも、ほとんどの人は嫌だと思うし、大好きだと言っている人だって本心では嫌で、どちらかというと「走るのが好きと言っている自分が好き」くらいな感じな気がします。僕自身は「こんなに嫌なことをできたオレって偉い!かっこいい!」くらいだし、それくらいの気持ちでいいんじゃないかなと思います。3キロどころか500メートルだって、走った自分を褒めてあげましょうよ。