トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

中部ブロック会議in三重で道上大輔アゲイン。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

一般社団法人全日本瓦工事業連盟青年部 中部ブロック会議in三重に参加してきました。中部ブロック会議は三重、岐阜、長野、静岡、愛知の五県の青年部員が集まり、勉強し、横のつながりを作るための会議で、今回は30名以上が集まりました。僕は52歳なので、本来なら青年部は卒業していないといけない年だけど、いろんな事情で残ることになり、中部ブロック会議だとハットリさんとかマスダさんとかオオキさんといった、同年代との同窓会も兼ねて参加しているようなものです。

道上大輔アゲイン。

講師は淡路の瓦師・道上大輔さん。まあまあ、僕の同志だと勝手に思っている人ですよw 8月にも大学生を連れて淡路まで行ってお話しを聴かせてもらったし。

yoshikixxtri.hatenablog.com

なんせ各地のブロック会議に初めて道上さんを招聘したのが、8年前に愛知の青年部長として中部ブロック会議を主管した僕だったんですよね。そのときのブログがこれ。

yoshikixxtri.hatenablog.com

8年も経てばメンバーも入れ替わるので。

瓦の最大の産地である愛知県に、ライバルである淡路島から、瓦を作り、売っている人を招聘するということで、誰にも相談せず、一か月前まで誰にも話さずに設営し、来てくれた人たちに衝撃を与えたのが8年前で、中部ブロック会議としては久しぶりの招聘となったわけですが、8年も経てばメンバーの入れ替わりもあるので、道上初体験の人もけっこういたみたいです。

道上さんは僕に「いつも同じ話しで申し訳ないです」と言うけど、8年もまったく同じ話をしているわけではなく、徐々に変化していっています。いずれにしても初体験の人には衝撃的だし、複数回目の人も「そうだった」と改めて感動するんですよね。屋根の話し、瓦の話しで人を感動させるなんて、おかしなことがあり得るのが道上さんなんですよね。愛知県の部長として参加し、道上初体験となったイシカワ部長はすっかり道上教に入信しました。

行動にうつさないと意味がない。

道上さんの話しというのは、屋根屋にとって本当に感動する、感銘を受ける話しではあるけど、だいたいの人がそれで終わってしまいます。「あー、良い話しを聴いた!おれも頑張ろう!」は良いんですけど、どう頑張るか。大切なのは誰かに伝えること。屋根ってこんなふうなんだよ、瓦ってこんなふうなんだよ、瓦が葺かれた屋根が連なる町並みってこんなに美しいよね、といったことを伝えるようにならないといけない。道上さんは自ら道なき道を歩き、切り拓いてくれているんだから、僕らもやらないといけない。それに気づき、行動にうつしてくれる人が一人でもいてくれたらと思います。