美浜町の海沿いにある家の屋根に上がったら、サボテンが生えていました。
僕も30年近く屋根屋をやっているし、屋根の上でいろんなものを見てきたけど、サボテンは初めて。お客さんに写真を見せたら「一時期、隣の家がサボテンを育てとった」と言っていたので、そのときに鳥が実を食べて糞をして、たまたま海から飛んできた砂が溜まったところがあったとか、そんなところでしょう。ほったらかしにはできないので、違う場所に移植して育てることにします。
屋根の上で見たもの。
屋根の上では意外なものを見ることがあります。植物なんて当たり前です。
鳥やハチの巣も、まあ当たり前です。
まさかの魚。
蛇の抜け殻や卵の殻とか、小動物の糞なんかもしょっちゅうありますが、いくら海が近いからといって、ちょっと面白かったのが魚のウロコ。瓦が割れているので交換してほしいと連絡をもらって行ってみると、何かが空から落ちてきて割れた感じでした。
周りに高い建物があるわけではないのに、不思議だなと思ったら、けっこう大きな魚のウロコがついています。
ウロコの大きさから40センチから50センチはある魚だと判断できます。この現場は海から直線距離で500mもありませんが、さすがに魚がここまで飛んでくるわけもなく。じゃあ、なんでってことですが、たぶんトンビです。この辺りはトンビが多く、おそらくトンビが海で捕まえたボラを持って飛んでいたときに落としたんじゃないかと思います。それもけっこうな高さから。他にも魚の骨とかも見たことがあります。
屋根の上ではいろんな生き物がいるものです。