令和4年11月から令和5年2月にかけて瓦を葺いた地元の神社、大谷八幡社。建て替える前の神社の屋根には龍やらなんやらの飾り瓦がのせられていました。
解体する際には、それぞれが丁寧に降ろされ、ずっと下に置いてありました。
それぞれ、割れてしまっている部分もありましたが、解る部分をくっつけ、令和5年の年末、ついに展示が完成しました。
固定するのが大変!
龍なんて横幅120センチ以上あるし、鬼瓦は高さが85センチくらいあるので、固定するのが大変です。そもそも屋根に上げるために作られているので、下に置くと安定しないんです。なので正直なところ、固定するために無理やりやってあるので、裏を見てほしくないw お金が潤沢にあればいろいろとできましたが、これは全て無償のボランティア活動なのでご勘弁くださいってことで。本当はもっと早く完成させるつもりでしたが、固定する方法も思いつかなければ、忙しすぎて時間がないのが続き、年末になってしまいました。まあ、それもボランティアなのでご勘弁くださいってことで。
全て地元、大谷で焼かれた瓦ですが、おそらく、というか間違いなく、うちの先祖が焼いた瓦で、それを僕が展示するというね。こんなことができるのも、瓦という、とんでもない長寿命がなせることですね。