隣の竹やぶの竹が倒れて瓦が割れたので交換してほしいと依頼され、交換してきました。竹が倒れる程度で瓦が割れるなんてことがあるんだろうか?と疑問に思いながら訪れましたが、そらもう納得の高さまで伸びた孟宗竹の竹林でした。こんなに長く伸びていたら、倒れたときのダメージはデカいよね。
割れているのは軒先中心なので、高い脚立を置いて、脚立に乗っての作業になります。脚立の作業は建築系の労災において、とても事故率が高くて危ない作業なので注意が必要です。
一か所目を見てみると、一枚だけではなく、隣の瓦の見えない部分も割れていることが分かりました。さらに隣の面の割れているところを見てみると、同じように1枚の予定が3枚。さらにちょっと離れた場所で3枚が割れていました。当初の連絡では3枚くらいということでしたが、3枚と言われて3枚だけ持っていくようではアレですよ。3枚と言われたら、最低4枚は持参しますが、このときは2束×4枚で8枚を持参していたので、ちょうどの枚数。偉いぞ、オレ。
このお宅は某ハウスメーカーの建物で、理にかなった、ちょっと特殊な方法で瓦を固定してありますが、そのおかげで割れている瓦以外の瓦を傷めることなく交換できました。いわゆる防災瓦だと、完全無傷は難しいのですが、この辺りはさすがの最高級住宅メーカーでした。
1時間くらいかかって8枚の瓦を交換、接着固定して完了です。