トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

台風が過ぎたら。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

ご近所さんがうちに来て「瓦が浮いとるみたいだで、見に来てくれんか」と言うので、行ってきました。

下から見てもわかる状態で瓦が浮いていたので、さっそく屋根に上がりました。

ばっちり浮いてズレて、一枚が割れています。この浮き方、ズレ方は風によるものです。風で浮いたときというのは、なんとなく風の流れが見えるんですよね。

庭に予備の瓦があったので、割れた瓦を交換して、ズレを戻して接着して完了。まあ、接着は気休めにしかないりませんが、気休めにはなるので。

台風が過ぎたら屋根を見てみる。

うちの辺りに瓦が浮くような台風が来たのは、5年前の2018年が最後。おそらくそのときに浮いたのが、そのままになっていたんだと思うとお客さんに伝えると驚いていましたが、雨漏りしていなければ(ここの場合は、普段入らない物置では雨漏りしていた)気づかないこともあるんですよね。台風が過ぎ去ったら、一応、屋根を見上げるくらいのことはしたほうが良いと思います。