軒先の瓦が軒樋を越えてしまっている場合。
築70年を超えるような家でよく見かける状態に、瓦の先端が雨どいを越えてしまっているというのがあります。当然のことながら、瓦の先端が軒樋を越えると、雨どいが雨水を受けることができなくなります。今回は軒樋を越えてはいないものの、大雨が降ると、雨水が軒樋を越えてしまうという屋根の修理に行ってきました。ちなみに、この家は築50年弱なので、もしかしたら新築当時から、こんな状態だったとか?さすがにそんなことは無いかな…。でも、瓦が下がった気配も無いんですよね。
こんな状態を、こんなふうに戻していきます。
矢印から向こうの辺りから、瓦がうねっていて、軒樋が見えにくくなっているのが分かると思います。
簡単に言うと、軒先の瓦を上げてあげれば良いってことです。まずは二枚目の瓦を外します。
で、軒先の瓦も外して、上にずらして銅線を結び直し、軒瓦をズラした分、二枚目の瓦の一部を切って、戻していきます。
最後に軒瓦にビス留めして完了です。
諦めないで!(真矢みき風)
こういう仕事って、うち以外にやるとこあるのかな?仲の良い同業者とも話したことが無いんですよね。「こんなに下がっちゃったから、もう無理かな」なんて諦めずに、一度、問い合わせくださいね。