トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

レビュー『スカルパ モヒートハイクGTX』

トライアスリート屋根屋ときどき登山ガイド、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

信越五岳トレイルランニングレースのボランティアをきっかけに購入したスカルパのトレッキングシューズ『モヒートハイクGTX』のレビューです。

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まず、見た目がシュッとしてかっこいい。ゴツゴツとして大袈裟な感じがしないのが良いです。スカルパはトレッキングシューズと分類していますが、アプローチシューズと言ったほうが良いかもしれません。

足入れしてみてもフィット感が素晴らしい。こればかりは足型が合うかどうか、ということもあるので、なんとも言えませんが、僕の足にはぴったりです。

足首をサポートしつつも、柔軟が邪魔をしない。

ミドルカット、あるいはハイカットの靴の場合、登り下りで足首の曲げ伸ばしの邪魔になると、変に疲れたり、あるいは当たる場所が痛くなったりしますが、モヒートハイクGTXの場合は足首部が適度に柔軟なので、足首にフィットしながらサポートしつつも、邪魔に感じることはありませんでした。特に下りでつま先を下に向けようとしたときに、足首を伸ばすことができるので、自然な動きをすることができます。

ソールは、まあビブラムソールですからね。砂れきも歩きましたが、それなりに滑りにくい感じでした。

下りでつま先が痛くならない。

秀逸だったのは、靴の中で足が滑らないこと。急な下りでつま先が靴の先に当たるようなことが一切ありませんでした。爪を痛めるのは下りですから、ずっとつま先に余裕を感じながら下ることができるというのは、本当にすばらしい。

無雪期登山はこれ一足でOK。

僕は基本的に、日本の山の無雪期で普通のルートであれば登山靴は必要なく、トレランシューズで充分だと考えています。軽いと疲れにくいし、足首が自由だと下りが楽になるんですよね。それも、これまでいくつかの登山靴とトレランシューズを使ってきて得た結論だったのですが、モヒートハイクGTXは登山だけする人にとっては、ベストバイの一品と言えそうです。