タウンページを見たというお客さんから連絡をいただいて行ってきました。
事前に電話である程度のお話しを聞かせてもらったときに、けっこう困っているのかなと感じていましたが、実際にお会いして話してみると、かなり混乱していたようで、混乱の原因は他の業者でした。リフォーム屋?さんに依頼して、一緒に来てくれた屋根屋らしき人の説明が曖昧で理解できなかったとのこと。
屋根に上がる前に話す。
その業者から伝えられたことをいろいろと聞いてみると、写真を見せず、ちゃんとした屋根屋が使わない用語を使っていたようです。屋根に上がる前に「お話しを伺った限りでは、現状ではこんなふうにイメージしています」と伝えてから屋根に上がらせてもらい、写真を撮りながら全体を点検しました。結果としては、その屋根屋らしき人が話したことには間違いが多く、説明もおかしかったことがわかりました。
「屋根誠さんに来てもらって良かった」
屋根から下りて、写真を見てもらいながら、あるいは写真でも分かりにくい部分は絵を描いたりしながら説明すると、ちゃんと理解していただけたようです。屋根や家について、他の部分のことも含めて、1時間半ほど話した後の帰り際に、お客さんは「屋根誠さんに来てもらって良かった」と言ってくれました。何より嬉しい言葉です。
説明は大切な仕事。
写真を見てもらったり、絵を描いたり、もちろん分かりやすく説明して理解してもらうというのは僕にとっては当たり前のことで、むしろそれをやらない、できないというのが理解できません。お客さんに屋根に上がってもらって、見てもらうことはできないんだから、いかに理解しやすいように説明するか、というのも屋根屋にとって大切な仕事のはずなんですよね。