トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

大切なのは屋根に上がらせないこと。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

いつもお世話になっている工務店から連絡をもらって、屋根の点検に行ってきました。きっかけは、どこかの屋根屋から「瓦がズレている」的なことを言われたとのことでした。最近、多いんですよね。「近くで仕事していて、瓦がズレているのが見えました」って、お前の視力いくつよ?ってヤツです。

声をかけたのはなんとw

工務店の店長さんが運転する車の後に着いて北に向かいます。つい最近、この辺りで現場があったんだよね、なんて考えながら走ると、どんどんその現場に近づいていき、停まったのは、まさしくその現場の隣の家。「瓦がズレている」と声をかけたのはうちの職人でしたw

これがズレでした。

大切なのは屋根に上がらせないこと。

うちの職人が声をかける→工務店に連絡する→店長と一緒に僕が行く、という流れ。一見、無駄なことに見えますが、僕はこれが正解だと思います。うちが隣でやっていた現場は日本最大級の超大手ハウスメーカーの建物だし、そういう現場に入っている業者に、おかしな人がいる可能性は小さいと思います。でも、屋根に関しては、いきなり訪問してきた業者を信用して、屋根に上がらせてはいけません。屋根に上がってしまえば、下から見えないところでなんでもできちゃいます。あること無いこと言って脅すような業者がいるのは事実です。

たとえ僕でも上がらせないで!

僕もときおり、隣の家の屋根を見て、声をかけることがありますが、あくまでも「知っている業者に連絡してくださいね。もし、当てがなければうちに連絡してください」と名刺を渡すようにしています。もし僕がいきなり訪れて「瓦がズレてますよ」と言っても、いきなり上がらせたらダメですよw