こんな状態の屋根を修理してきました。
築80年くらいかな?当時の施工なので、現在の釘打ち工法とは違い、土葺きなので状況によっては屋根全体の瓦が下がってきてしまうことがあります。それがひどくなると、こんなふうに軒瓦が垂れ下がってしまうんです。それにしても、10年前には、ある程度、下がっていることがわかると思うし、その頃に言ってもらえれば、もう少し簡単だったのにね。
まずは軒先から二枚の瓦を一旦、外していきます。
そこから新しい木をビス留めして葺き戻していきます。軒から二枚目の瓦は調整のために一部をカットします。で、葺き戻した状態がこれです。
最初の状態からだと、かなり良くなったと思いませんか?あとは全体が下がった分を棟際で調整して完了です。
屋根は様子を見ても直ることはありません。なんかおかしいなと思ったら、すぐに連絡してくださいね。結局はそれが早く、安く修理できますからね。