公開されてからずいぶん経ち、上映されている映画館も少なくなったけど、映画『BLUE GIANT』を観てきました。
原作漫画がめちゃくちゃ面白いとは聞いていたんです。でも音楽の漫画ってどうなの？音をどうやって表現するの？とはいえ、『岳』の石塚真一先生だから絶対面白いんだろうな、とは思っていたんです。で、原作を読まないままで映画を観ました。
僕はJAZZには明るくありません。ジョン・コルトレーンやビル・エヴァンスと言った、超メジャーどころのベストアルバムを数枚ずつ、聴いたことがある程度。これといってJAZZが好きというわけではありません。
今までに観た中で最高のライブの一つ。
が、BLUE GIANTは泣けた！思わず拍手しそうになった！映画というよりも、素晴らしいライブを観たような感覚！今までに何本ものライブには行ったけど、最高のライブの一つと言っても過言ではないはず。上原ひろみさん監修の音楽に加えて、登場人物の個性やバックグラウンドが見えるわけだから、感動するに決まっているのかもしれない。でも、JAZZとはこんなにもかっこいいものだったのか…。最初から最後まで涙が止まらないライブでした。
映画館で観てほしい映画。
この映画はぜひ映画館で、それも音響の良い映画館で観てほしいと思います。JAZZは知らなくても構いません。音楽に興味なくても構いません。それでも、三人の主人公、大のサックス、雪祈のピアノ、玉田のドラムから情熱は伝わるはず。ああ、観て良かった。漫画も読もう。
