トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

描かれた井上雄彦先生の思い『THE FIRST SLAM DUNK re:SOURCE』

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

映画化への関わり方が書かれた『THE FIRST SLAM DUNK re:SOURCE』

『THE FIRST SLAM DUNK re:SOURCE』という本を買いました。映画『THE FIRST SLAM DUNK』の制作時に、原作者であり、監督を務めた井上雄彦先生が、どのように作品に携わったかということが書いてあります。

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原作を映画化するにあたり、当初は断り続けていたこと、OKを出すまでの期間、OKしてからの関わり方の変化、ついにはこんなに細かいところまで関わっていたのかという驚き。とても興味深い内容でした。

井上先生へのロングインタビューで明かされた思い。

この本の中で嬉しかったことがあります。それは井上先生へのロングインタビューの中で「1996年に突然、連載を終了し、続きを描かなかったことで、読者に対する責任を果たせていない、あるいは最後に傷つけたかもしれない、だから、なんとか読者に喜んでもらいたいという思がずっとあった」ということが語られていたこと。漫画スラムダンクの後、バガボンドも読んだし、面白かったけど、それはスラムダンクの代わりになるものではないし、バガボンドを描く時間があるならスラムダンク描いてくれよって思っていました。別に傷ついてはいなかったけど、ずっとスラムダンクの続編を楽しみにしたまま大人になり、まだ期待していたんです。それが、今回の映画により、続編ではなく、進化した表現という形で描いてくれたことで、待っていた長い時間の全てが解消され、報われたと感じたのですが、それは井上先生も同じだったってことがわかったんです。『SLAM DUNK』が好きで良かった!