トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

ビーコンのレンタル、あります。

トライアスリート屋根屋兼バックカントリースキーヤー、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

整備されたスキー場に飽き足らず、山を自分で登って滑るバックカントリーを始めて20年近くになります。滑る本数はリフトを使うスキーとは比較にならないものの、一本の充実度で言えば、圧倒的に楽しいのがバックカントリーです。

バックカントリーには専用の道具が必要だけど…

バックカントリーに入るには、それなりの準備が必要です。雪山の知識や技術はもちろん、専用の道具も必要になり、道具を持たずに山に入るのは命取りになります。雪山で必要な専用の道具というと、ショベル、ゾンデ(プローブ)、ビーコン(雪崩遭難者探索機)の三点セットが代表となります。いずれも雪崩に遭遇したときに使う道具であり、三つのうちショベルやゾンデは数千円から手に入るので、けっこう簡単に買えますが、一方でビーコンとなると数万円、安くても4万円くらいはするので、滅多に出番のないものに出す金額としては躊躇します。が、実際に雪崩に遭遇し、自分が巻き込まれたとき、助けてもらえるかどうかは、ビーコン有る無しで可能性が大きく変わるし、誰かが巻き込まれたときにも、ビーコンの有る無しで助けられる可能性が変わります。命の値段として考えたら、数万円は高くないはずです。が、出番は無いんですよね。買うのを躊躇する気持ちはよーく理解できます。ところが、そんな人の助けとなる、山道具のレンタル屋さんがあるので紹介します。

山道具のレンタル『やまどうぐレンタル屋』

www.yamarent.com

やまどうぐレンタル屋さんでは上記の三点セットをまとめてレンタルすることもできますが、ビーコンだけを借りることができます。例えば三点セットを二泊三日で借りた場合の金額は税込み5300円。ビーコンのみを二泊三日で借りた場合は税込み3364円からとなります。

が、こちらのすごいところはここからで、マンスリーレンタルした場合の金額が三点セットは税込み2700円!ビーコンは税込み1800円!という、なぜか二泊三日よりも安いという驚異の設定。三か月以上のレンタルが必要となりますが、それでもめちゃくちゃ安い!僕も2023シーズンはマムートのビーコンをレンタルしました。

こんな袋に入って送られてきます。

レンタル品なので箱はボロいです。

本体は新品みたいなレベル。

ビーコンて出番が無いのに、ベルトが伸びて使いにくくなったりします。でもレンタルならそんな心配もご無用。マムートのビーコンの場合は2000円/月×3か月で6000円はかかりますが、買うとなるとAmazonでも37000円くらいします。毎年6000円かけたとしても6年も借りることができるわけですから、めっちゃ安い。これなら躊躇なくビーコンを持って行くことができます。

ビーコンは持つだけでなく、訓練も必要です。

ビーコンなんて高くて買いたくない!っていう人は、ぜひレンタルを使ってください。もちろん持っているだけでは意味がないので、一度はガイドを使って、雪崩救助の訓練を受けてくださいね。僕の師匠で、アウトドアガイドカンパニー、青空ファン代表で山岳ガイドの橋本さんに依頼しても教えてもらえるし、僕の友達なら僕が教えることも可能です。

aozorafun.com