毎年恒例の年末年始の旅、令和4年から5年にかけては久しぶりに九州です。前回は平成28年から29年、先代犬・小雪と一緒だったので、6年ぶりになります。これまでは本州から九州までの移動も車でしたが、今回はフェリーを使ってみました。
まずはうちからフェリーが出港する神戸まで移動。移動日は12月30日と、最も渋滞が予測される日なので、夜発のフェリーですが、朝8時過ぎにうちを出発しました。高速道路は少しの渋滞にハマったものの、比較的順調に移動できて4時間弱で到着しました。神戸で時間を潰し、フェリーに乗り込んだのは20時前でした。
犬連れでフェリーに乗ると、いろいろと制限がありますが、今回は船で一泊するので、なおさら気を遣いました。今回のフェリー『さんふらわあ』にはウィズ・ペットという、ペット連れ専用の部屋があります。部屋の中では犬も猫も自由にさせられますが、部屋までの移動はケージに入れての移動となります。
まずはウィズ・ペットを予約してからになりますが、当日は受付でケージを載せる台車を借りることになります。台車を一旦、車に載せ、フェリーに乗船してから台車を出し、台車にケージを載せ、ゴールデンレトリバーの小夏を入れてから、猫の葉月を入れます。周りではゴーッという船の音や車の走る音がするので、犬猫にとってはかなりのストレスになります。3階の駐車スペースから6階の客室まではエレベーターで移動できますが、エレベーターがあまり大きくないので、エレベーターの前で15分以上、待つことになりました。
今回予約した、さんふらわあのウィズ・ペットルームは二段ベッドに洗面台、テレビのある部屋で、一泊するには充分です。犬猫が食べたり飲んだりする器は用意されていますが、寝るベッド的なものは無いので、小夏用のラグを持参しました。
うちの場合、小夏はすぐに順応しましたが、葉月はかなり警戒していて、部屋に入ってから1時間半くらいはケージから出てこず、夜もあまり寝ませんでした。犬だから、猫だからということも影響するとは思いますが、警戒心が強い動物はちょっと辛いかもしれません。
乗り込んでから出港までは、しばらく時間があるので、その間に大浴場で入浴。移動中に風呂に入れるのもフェリーの良いところ。他にシャワー室もありました。風呂に入っている間に港を離れ、瀬戸内海を西に向かいました。
風呂から上がり、船内のレストランでの夕食はビュッフェです。
食べている間に明石海峡大橋を通過。
その後は特にやることも無いので、22時過ぎには布団に入りました。
翌朝は6時半くらいに起きて、またレストランでビュッフェの朝ごはん。朝には朝専用カレーが用意されていて、これも美味しかった。
大分港が近づき、また小夏と葉月はケージ入りです。
ペット連れの人は他のお客さんが車に乗り込んでから、部屋から出て移動するようになっていて、係の人が呼びに来てくれるまでは、部屋で待機します。エレベーターの待ち時間を考えると、そのほうが楽でいいかな。
12時間の船旅を終えて、ついに大分に上陸です。これから九州縦断温泉めぐりの旅の始まりです。