トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

仕事で振り返る令和4年。それでも瓦が好き。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

令和4年も雨漏り止めまくり、修理しまくりでした。

令和4年もたくさんのお仕事を頂きました。ただ、近年になっていただくお仕事は、雨漏りや修理に関係することが多く、その中のいくつかは最初の施工不良に原因があることが多く、かつ、雨漏り自体がお客さんにとっては嫌なことなので、僕としては単純に喜んで良いものではないなと思うところもあります。でも、そういう困っている人たち、どこに頼んでいいのかわからない人たちに見つけてもらい、期待に応えることができたというのは嬉しいことです。

漆喰塗りまくり!

雨漏り止めまくり!

屋根に上がりまくり!

大谷八幡社建て替え工事。

自分が50歳、父親が80歳になる年に、地元、常滑市大谷の八幡社の建て替えで、瓦葺きをさせてもらう機会を頂きました。

大谷八幡社もやってます。

令和4年はここまで。

令和5年は大谷八幡社から始まります。

15歳から祭りに参加するようになり、ずっと祭人として過ごしてきた僕が、神社の建て替えのときに、たまたま生きていて、職人をやっているというのは、本当に偶然というか。有り難いことです。

瓦は必ず減っていくけど。

この先、瓦の仕事は必ず減っていきます。和型瓦の生産数はピーク時の5%ほどに激減していて、これから先も必ず減ります。でも僕は瓦の美しさが好きだし、それは普遍的なものだと知っています。屋根なんてなんでもいい、屋根なんて興味ないという人が多いのは事実ですが、逆に屋根の大切さ、瓦屋根の美しさを知っている人がいるのも事実です。決して多くはないと分かっていますが、僕はそういう人たちのために仕事していこうと思います。