トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

水道も屋根もHPに低価格を書いている業者には注意を!

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

最近、愛知県の水道工事業者が逮捕されました。水道工事の訪問販売で「キャンセル(クーリングオフ)できない」と嘘の説明をした、特定商取引法違反にの疑いです。

摘発された業者のHPを一部加工。

HPで「280円~」という低価格を出して集客し、実際には必要のない作業も含めて20万円~30万円以上を請求するという方法でした。容疑はクーリングオフできないと嘘の説明をしたことについてだし、もちろん悪いのは業者ですが、一つ、考えて頂きたいのは「安いから」という理由で業者を選ぶことです。

「安い」に釣られることなかれ。

人が一人動き、現場に赴いている時点で、280円で何かできることはあり得ません。最低でも10,000円はかかるはずです。にもかかわらず、280円~なんて謳っているのは誠実ではありません。調べてみると他にも300円~、2000円~なんてところも多くあります。いずれにしても往復の時間も含めて、1時間もかけて2000円では無理です。つまり、安く書いているのは集客目的に他ならないわけです。

屋根屋でも低価格を謳って集客する業者がいます。

翻って、うちの業界、屋根の業界でもHPで「〇〇工事、2500円~」なんて謳っているところがありますが、それも出来るはずのない金額です。「~」と書いてあるから嘘じゃない、と思っているんですかね。屋根屋なんてどんな作業でも屋根に上がる必要があるわけですから、水道屋さんよりも高くなって当然です。水道屋さんの本当の最低金額が10,000円だとすると、屋根屋は15,000円くらいが妥当かと思います。職人が一人、動いて作業して数百円~数千円と書いてあるところは、あくまでも集客のためにその金額を書いているだけで、本当にその金額で出来るわけがないと理解して頂いて、業者選定の参考にしてもらえたらと思います。