トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

台風の被害にも保険(共済)が使えます。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の竹内です。

 

今年は台風が多いですねぇ。うちのエリアでは大きな被害は出ていませんが、関西では地震の災害復旧も済んでいないうちに連続で台風が来て、大変なことになっているようです。

 

台風の被害にも保険(共済)を使えます

仕事柄、天候には敏感だし、特に台風に関してはビクビクしています。なんせ直撃すると一日で100件以上の連絡が来て、現場に下見に行くと、その隣、さらに隣と増える一方。小さい被害から大きな被害まで、現場の管理だけでも大変ですが、お金の管理も大変です。しかしながら、台風が一つ来るたびに経験値は上がるわけで、そのうちの一つが『台風の被害にも保険が使える』ということ。

 

契約内容にもよりますが、金額的に50,000円を超える場合は、けっこう使えることがあります。瓦が数枚、飛んだ程度であれば保険は必要なかったり、使えなかったりしますが50,000円です。50,000円ものなれば、使わないと損です。

 

保険を使うときに必要なのは、『現状の被害がわかる写真』と『工事業者が復旧した場合の見積』です。これだけでOK。保険会社に連絡さえしてあれば、写真が撮ってあれば、工事を先行しても大丈夫。工事途中、もしくは完了後に写真と見積を保険会社に提出しても認められます。なんせ災害ですからね。雨漏りするかもしれないのに、保険会社による全ての現場の現地確認なんて待っていられません。写真の撮影も下からだと撮れないことがほとんどなので、工事業者に依頼して撮ってもらって、見積と一緒に提出してもらいましょう。

 

ただ、保険会社との交渉(?)に関しては、お客さんにやってもらう必要があります。司法書士とか弁護士の資格を持っていないと、代理での交渉はできないんです。

 

保険会社っていうのは、入るときはホイホイと入れるくせに、災害のときには「台風でも使えますよ!」なんてアナウンスはしてくれません。そのくせ「見積金額が高い」と言ってきたりしますが(だったらお前がやってみろ、と思っちゃう)、保険というのは、使うためにあるんだから、グダグダ言わずにバンバン払うのが保険会社の仕事。台風のみならず、災害のときは遠慮せずに、保険会社に連絡しましょう。