小松での食事と言えば『カレーの市民 アルバ』でしょう。だがしかし。
土木界のSNS覇者、江口組さんの取り組みを見学に行ったときのことです。晩ご飯を食べようと、グーグルマップでホテルの周辺を調べました。小松といえば小松うどんが有名みたいですが、もう一つ、エクスマ界隈で有名なのが『カレーの市民アルバ』です。江口組の江口社長が食いまくっていて、お昼ご飯のときに、江口社長が僕たちに「カレーで良いですか?」」と聞いたら、後ろにいた社員さんが笑うほど。
ですが、残念ながらこの日は定休日で食べられず。次に探しあてたのが『赤新』でした。
『赤新』は入りずらさ満点(笑)
は、入りずらい…。小松ビギナーにして、一人焼肉ビギナーが、こんな常連さんしか入れません的な店に入って良いのだろうか…。しかも人見知りだし…。店の前を往復すること数分。道行く人たちの怪しい人を見る目に耐えきれず、意を決して扉を開けます。
背中を押してくれてありがとう、見知らぬ歩行者たちよ。「一人なんですけど、良いですか?」
カウンターのみのお店の雰囲気は昭和そのもの。
席はカウンターが13席のみで、昭和の香りしかしません。一人一台のコンロがあり、一人ずつ焼くスタイルで、むしろお一人様大歓迎っぽい。
メニューは壁に貼ってあるのだけ。
まずはノンアルコールビール(300円)と白菜キムチ(300円)から入ります。
満を持して肉が登場!
少し待っていると、出てきたのは上ホルモン(350円)と豚バラ(400円)。
一品ずつ皿に載せられて出てくるスタイルではなく、持ってきたお母さんがいきなり鉄板の上にどさりと広げます。そういうことなのか。いきなり全部を焼き始めます。
まずは豚バラから食ってみると、これが美味い!ニンニクと唐辛子の効いたタレが美味い!上ホルモンはしっかり掃除されていて、余分な脂が無くて美味い!なんなら上じゃなくて普通のホルモン(300円)で良かったかな。とにかく美味い!ノンアルコールビールを飲み切って、ご飯(250円)を注文し、ガツガツと食べます。肉が終わりに近づくと、お母さんが「お肉除けてね」と言ってきて、お皿に肉と除けると、鉄板を撤収。焼き物が変わるたびに鉄板も交換してくれます。
次は上ミノ(680円)とハラミ(680円)です。
これまた美味い!上ミノなんて歯触りと柔らかさが絶妙!ハラミも柔らかくて美味い!ご飯がどれほど食えるのか!ご飯のお代わりをグッと我慢してごちそうさま。お会計は3256円税込。やー、大満足です。近くにあったら通っちゃうよね。もっとサシの入った高級なブランド肉を食いたい人は、よそに行ってくれればいいけど、こういう店は雰囲気を含めて楽しめる人が行くお店だよね。
気分は井之頭五郎。
気分は完全に井之頭五郎(feat.孤独のグルメ)です。一人で焼肉なんて、普段は無理だけど、旅先の小さな店ならイケるってことが分かりました。今後は旅ランと共に、一人気楽グルメも楽しもうと思います。