トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

雨漏りで困っている人へ。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

雨漏りにはいろいろな原因があります。

こちらの屋根の場合は、東西に中樋という板金の箇所があり、板金に穴が開いていたことが原因の一つ。そしてもう一つは『のし瓦』を積むときの勾配が緩いことと、それに加えて、後から塗った漆喰が外に出過ぎていることといった、複合的なことが原因でした。とか書いてますが、いったい何のことか分かりませんよね(笑)

土が湿っているのが分かるかなぁ…。分からないですね(笑)

何が言いたいかというと、雨漏りにはいろんな原因、パターンがあって、雨漏りを修理するためには、原因を見つける必要があるということ。そんなの当然だと思うかもしれませんが、原因を見つけるということをせずに修理する人がいます。もちろん、家の人は分からなくてもいいんですよ。でも、訳も分からずに、何かを被せたり、コーキングしたりして、お金をもらう業者っているんです。で、そうなると当然ながら雨漏りは止まりません。まあ、止まることもあるかもしれませんが、ラッキーパンチですよね。

 

うちには「何社も来てもらって工事してもらったのに、雨漏りが止まらない」というお客さんからの連絡がたくさん入ります。そして、数十万円かけても止まらなかった雨漏りを、屋根に上がって5分で止めちゃったこともあります。原因が見つかれば、簡単なことだったりするわけです。もちろん、もっと時間が掛かる場合もありますけどね。

僕は年に100件ほどの雨漏りを修理します。築80年とか100年なんていう建物もざらにあるし、むしろ古い建物を得意としています。雨漏りは様子を見ていても止まりません。対処が早ければ早いほど、修理の時間が短く、費用も安く抑えることができます。おや?っと思ったら、すぐに連絡してください。たまには「おや?」と思っただけで、実は雨漏りじゃなかったなんてこともあります。まずは点検、調べることで安心に繋がります。